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 Skypeの魅力の一つは、電話料金の安さです。Skypeユーザー同士なら通話料がかかりませんし、Skypeから固定電話など一般の電話にかける場合も「SkypeOut」というサービスを使えば割安になります。海外なら割安感はさらに大きくなります。今回は、Skypeで電話代を安くできる新メニュー「Skype To Go」を紹介しましょう。

 SkypeOutの通話料が安くなる理由は、インターネットを利用しているからです。費用がかかる国際電話網の代わりに、定額で使い放題のインターネットを使えば、通話料が安くなるという仕組みです。例えば日本のSkypeからアメリカの固定電話にかける場合は、日本からアメリカに設置してある「Skype Gateway」まではインターネットで中継し、Skype Gatewayから相手までは固定電話や携帯電話など相手の電話に合わせてつないでいます。このため、市内通話料金と同じくらいの通話料でアメリカに電話がかけられます。

 ただし、この仕組みには弱点もありました。それは、Skypeから発信しないと通話料が安くならないということです。出先から海外に電話しなくてはならないような場合は、割高な国際電話を使うことになります。でも、6月にSkype社が開始した「Skype To Go」なら、固定電話や携帯電話からかけても通話料を安くできます。

 電話をかける方もかけられる方もSkypeを使わないのに、どうして電話料金が安くなるのでしょうか? それはSkype Gatewayを2つ使うからです。日本の携帯電話からアメリカの固定電話にかける場合で考えてみましょう。

写真●大学院の専攻公開
写真●大学院の専攻公開
大学のオープンキャンパスのようなイベントがありました。オープンキャンパスと違うのは、詳しい研究の内容まで公開することです。我々の研究室も研究内容をデモしました。
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 まず日本の携帯電話から、日本にあるSkype Gatewayに電話をかけます。この場合は国内通話の通話料がかかります。日本のSkype GatewayからアメリカのSkype Gatewayまでは、インターネットでつなぎます。この区間はインターネットを使うので、Skype社は定額のコストしかかかりません。アメリカのSkype Gatewayは、アメリカの国内電話網を使って相手まで電話をつなぎます。ここはアメリカの国内通話料で済みます。

 これらの料金を合計すると、最終的には国内通話料の約2倍の料金しかかかりません。実際に、Skype To Goに必要な料金は、Skype Gatewayまでの料金と、通常のSkypeOutの料金の合計です。それでも、国際電話より割安になります。

 Skypeの仕組みを最大限利用して、少しでも通話料を安くしようという考え方は、さすがSkype社です。Skype To Go が普及するのか、さらに便利な機能が付くのかなど、これからも目が離せません。