今回、いい年して初めての海外出張でして。
ま、前職ではいろんな外資系のベンダーさんからたくさんのお誘いをいただいてたのですが、断り続けて十数年。理由は若手の技術者がいくべきだと思ってたから。けんか腰で断ったこともあります。
今回は当社の仕事なので、断るというか逃げようがありません。そうです正直、英語が弱いってのもあるんですけどね。
さて、初めての海外出張にあたり友人、先輩たちからアドバイスをいただきまして、今回実行したことやらしなかったことやら、アドバイスを書いてみます。
行く前に・・・
(1)預けるカバンはデカイのを
はっきり言って、大は小を兼ねます。でもデカすぎて別料金にならないようにね。米国ならTSAロックは必須だよ。古いのを使うときは、カバンをぐるっと縛るバンドにTSAがついてるのを買えばいいです。
(2)持ち込むカバンはよく考えて
PCは機内に持ち込むべきです。ちなみにノートPCは「LAPTOP」と言います。日本で「俺のラップトップ」なんて言って、若い社員に「それなんですか?」と言われる油野です。
それはどうでもいいのですが、機内に持ち込むカバンも余裕をもって少し大き目を。でも、上げ下ろしの時に一人でできないような重いものは、周りに迷惑です。財布や小物を入れておく小ぶりのカバンと二つ持ち込んじゃいましょう。
(3)歯ブラシ、スリッパはありません
アメリカのホテルはそういうの、ないっす。買っておきましょう。でもコンビニで買ってもヨシ。
(4)パンツと靴下は3セットか4セット
お風呂に入って洗えばよろしい。部屋干しをしておけば、すぐに乾く。でもアンダーシャツは洗いにくい。長期の場合はコインランドリーかなぁ。でもコインランドリーって怖くない? 日本でも怖いよねぇ。Yシャツは朝、クリーニングに出せば夕方にはできています。できているはず。部屋に置いておかないで出勤時にフロントに預ければ確実。
さて飛行機に・・・
(5)成田エクスプレスは難儀する
窓口で切符を買うことが必要。全席指定。僕は地下5階のホームまでいって切符が売ってないのでもう一度、みどりの窓口のあるとこまで戻りました。SUICAで買わせろよなー。
(6)空港では液体がヤバイ
小さなケースに小分けしてあっても液体のチェックは厳しい。透明なビニール袋にまとめて入れとけばいいんだって。…知らなかった。ひっかかると普通に「捨てろ」って言われるってさ。
そして雲上人に・・・
(7)快適な機内ライフを
エコノミーなら次の小物を持って行きましょう。口開けて寝るんだから、マスクしないと乾燥して風邪ひきます。それからノイズ・キャンセリング・ヘッドホン。これは重宝します。長時間の映画、音楽などが楽に楽しめます。アメ、ガム、歯ブラシもあれば。
あ、僕は今回ネックピローを持って行きました。初めて使ったけど、首が痛くならなくてよろしい。空気をパンパンに入れてると初心者だと思われますので、半分くらい入れときましょうね。あとは文庫本と雑誌。ほら結構、持ち込むモノあるんですよ。
(8)機内ライフ、その2
コンタクトは外して。化粧は落として(できるかぎり)。機内食は全部食べないのがコツ。残しましょう。ストレスで胃にそうとう負担がかかってます。言い忘れましたが、旅の玄人は通路側の席を選ぶようです。ときどき伸びがしたいもんね。でも窓際の人がトイレに行くたび起こされます…。
そして到着・・・
(9)入国審査ではなんて言う?
「観光」って言えばあんまり聞かれませんが、「ビジネス」って言うといろいろ聞かれることもあるようで。ちなみに僕は社名を聞かれました。
(10)空港で両替、なんてしなくていい
カードでキャッシングすれば適正なレートで引き出せるとのこと。現金はチップくらいしか使わないかな。地下鉄切符もカードで買える。それにしてもアメリカってATMだらけ。
ホテルにつきました・・・
(11)チェックインは無理を言えば早めてもらえます
荷物も自分で持って行けば、チップは要りません。ま、1ドルだけどね。さて部屋チェック。セキュリティボックスがない場合も珍しくないんですが、そういうときはスーツケースに放り込むのも手です。フロントまでいちいち行くのはめんどくさいから。もちろんガッチリ施錠して。
(12)部屋にいるときはチェーンをして
これは基本です。窓のカギなどもチェックして。
(13)不用意なポチッはヤバイ
テレビは有料チャンネルばかりというケースも。インターネットは有料のホテルも多い。
とまあ、こんなところですが。あくまで参考情報なので、この通りにやってピンチになっても私のあずかり知らぬことですから悪しからず。えっ!冷たいって?・・・自由だけと、すべて自己責任ってとこがUSA!