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 今、アメリカに来ています。私がいるカリフォルニア州マウンテンビューは日本に比べると暑くありません。日差しは非常に強いのですが、風が涼しいのです。逆に夜は寒いほどで、持って来た半袖シャツだけでは足りず、長袖のトレーナーを着ているくらいです。

 さて、以前の日記(アメリカでSkypeだけで生活してみる!)で書いた通り、アメリカでは携帯電話を持たず、無線LAN機能を持ちSkypeを搭載した端末「mylo」だけで生活しています。SkypeIDは、日本やアメリカといった場所を問わずにどこでも使えるので助かっています。アメリカでも日本と変らず、友達などとSkypeできています。

 また、私は通常の電話からSkypeに電話がかけられる「SkypeIn」、逆にSkypeから通常の電話にかけられる「SkypeOut」の両方を使っているので、Skypeを使っていない人とも問題なく通話できています。

 ただ、アメリカで使ってみて、いくつか気になったことがあります。まず、遅延の大きさです。こちらが話してから相手にその言葉が届くまでの時間(遅延)が、日本国内同士でSkypeを使っているときよりも大きく感じるのです。

写真1●サンフランシスコAT&T球場で買ったジュース
写真1●サンフランシスコAT&T球場で買ったジュース
iPodと比べてもこんなに大きい1リットル以上入りそうなカップで出てきました。SFジャイアンツとLAドジャースの試合を見てきました。
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写真2●マウンテンビューとサンフランシスコ、サンノゼをつなぐCaltrainという電車
写真2●マウンテンビューとサンフランシスコ、サンノゼをつなぐCaltrainという電車
Caltrain車内には自転車を載せるスペースがあるので、自転車ごと移動して駅から目的地まで自転車で移動しています。
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 もっとも、これは仕方がないのかもしれません。私が今いるのは、つくば市から約1万kmも離れた場所だからです。1秒間に30万km進む光の速度でつくばに向っても、30ミリ秒以上かかります。これだけ離れていると、遅延があるのも頷けます。

 二つ目は、待ち受けでもmyloのバッテリーが数時間でなくなってしまうことです。このため、携帯電話のように常時電源を入れておけません。これは、myloが無線LANを使っているからだと思います。無線LANの通信方式では、携帯電話より電源を使うのです。そこで重宝しているのが、SkypeのVoiceMail機能です。私がmyloの電源を切っている間は、留守番電話のようになっていて、メッセージを残してもらえます。後でmyloの電源を入れた時にボイスメッセージをチェックして、必要ならこちらからかけるようにしています。

 このほか、無線LANサービスの環境も調べてみました。普段私は、外出先などでBBモバイルなどの有料の無線LANサービスか、無料の無線LAN「FON」を使っています。FONは助け合いのネット接続で、自宅にFONのアクセスポイントを設置していれば、他の人のFONのアクセスポイントが使えるようになっています。

 そこでアメリカでも、FONのアクセスポイントを調べてみました。アメリカにはFONのアクセスポイントが多くあるのですが、国土が広いためか近くにアクセスポイントはありませんでした。

 その代わり、私がいるマウンテンビューには無料で使える無線LANがあります。それはGoogleが用意した「GoogleWiFi」です。Googleが町のあちこちに無線LANのアクセスポイントを配置しています。私が通う筑波大もキャンパス内のどこでも無線LANが使えるようになっていますが、GoogleWiFiはさらに規模が大きいです。一つの市の中だけとはいえ、そのアクセスポイント数は膨大です。これを利用しない手はありません。そこで、実際にmyloをつないでみました。myloにはブラウザ機能もあるので、ログインが必要な「GoogleWiFi」も使えます。多少、遅延が大きいようですが、Skypeも使えました。

 このように遅延やバッテリーなどの問題はありますが、私は携帯電話代わりのSkypeに満足しています。もっとも私は、メールなしでいきなり電話がかかってくると失礼だなと思うくらいメールを使うことが多いので、不便さが感じられないだけかもしれません。

 さて、次回は、8月にSkypeがダウンしたことについて考えてみたいと思います。