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 IT業界は「学生に人気がない」とよく言われる。代表的なマイナスイメージが3K(きつい,帰れない,給料が安い)だろう。しかし,IPA(情報処理推進機構)が実施した「情報サービス産業のイメージ分析調査」(対象者は大学3年生以上の600人=情報系200人,情報系以外の理系200人,文系そのほか200人)によれば,学生のIT業界に対するイメージはそれほど悪くない。

 この調査の中で,24の産業についてイメージを尋ねている。「IT・情報サービス・ソフトウエア」について「夢がある」と答えた割合は,24産業中トップ(2位は広告・放送・出版,3位は旅行・ホテル・レジャー)。「技術やスキルが身に付く」も1位(2位は自動車・輸送機器,3位は電子・電気機器)だった。「かっこいい」も2位,「仕事にやりがいがある」も3位と,上位につけている。

 夢があり,技術やスキルが身に付き,やりがいがあって,かっこいい---実は,これこそが学生が持つIT業界のイメージなのである。

IT業界の全体像や仕事の内容を知ってほしい

 現在就活中の学生の中にも,こうしたイメージを抱いて,IT業界への就職を夢見ている人は大勢いるだろう。だが,現実は厳しい。楽天リサーチと「みんなの就職活動日記」が2009年10月23日に発表した「2011年度新卒採用に関するインターネット調査」によれば,2011年卒業予定の学生の採用を増やす予定と答えた企業が9.5%に対して,「減らす」あるいは「実施しない予定」の合計は46.9%にも上る。本当に「狭き門」だ。

 この厳しい就職戦線の中で,IT業界への就職を目指してがんばっている学生をぜひ応援したい---そんな思いで,このほどselfupでは,2011年3月卒業の学生に向けたIT業界就職ガイド,「IT業界徹底研究 就職ガイド2011年版」を発行した。

 本書を作るときにまず考えたのは,「学生がIT業界の全体像や仕事の内容をやさしく理解できる本にしよう」ということ。IT業界の全体像や仕事の内容が分かれば,どんな企業あるいは職種が自分に向いているのか判断しやすくなる。企業の採用担当者にも突っ込んだ質問がしやすくなるだろう。

 メインの特集は,IT/ネット業界の企業分類や主な業務がわかる「図解IT/ネット業界」と,34職種の仕事の内容,やりがいなどを詳しく紹介する「ITお仕事ファイル」。このほか,人気企業の人事責任者へのインタビューなど,IT業界への就活に役立つ内容を満載している。

 先ほど紹介したIPAの調査には,IT業界にとってあまり都合が良くないデータもある。「仕事がきつい」と答えた割合が2位(1位は医療・福祉,3位は建設・土木)と高く,「仕事の内容が分かりやすい」も20位と低かったのだ。

 「仕事がきつい」のはどの職種でも共通しているとはいえ,IT業界が他と比べてもそれなりにきついのは本当である。この点はどうしようもない。

 一方,「仕事の内容が分からない」学生が多いという状況は,メディアが学生にIT業界の仕事の内容を積極的に伝えていくことで改善できるはずだ。「IT業界徹底研究 就職ガイド2011年版」がその一助になれば,こんなにうれしいことはない。

 この記事をたまたま目にした学生のあなた,お子さんの就職で悩んでいるみなさん,IT業界の全体像や職種を知りたいエンジニアのみなさん,ぜひ購入をご検討ください。