PR

 続いて、主に利用している携帯情報端末で、頻度の高い用途を五つ聞いた。図4は、上位10項目を年代別にまとめたものである。

図4●携帯情報端末でよく利用するアプリケーション(有効回答数1989、複数回答)
図4●携帯情報端末でよく利用するアプリケーション(有効回答数1989、複数回答)

 最も多い用途として回答が集まったのは「メール」(回答全体の91.1%)で、2位の「電話」(同78.0%)を13ポイント上回った。すべての年代で「メール」が「電話」より高い。「電話」の使用頻度が低下しつつある状況が見えた。以下、全体では「Webアクセス」(50.4%)、「カメラ(静止画/動画)」(30.4%)、「おサイフケータイ/モバイルSuica」(19.0%)、「スケジュール管理」(17.1%)、「音楽プレーヤー」(11.6%)、「ワンセグ視聴」(4.8%)、「ゲーム」(10.3%)、「辞書/調べ物」(8.1%)と続く。

 この回答結果を年代別に見ると興味深い。例えば「電話」の利用率は、年代が若くなるにつれ低下する。同様の傾向は「カメラ(静止画/動画)」にも見られる。

 その逆は「Webアクセス」と「ゲーム」だ。「Webアクセス」を選んだ割合は、20歳代で66.4%なのに対し、50歳以上ではわずか37.2%になる。「ゲーム」にいたっては、17.3%(20歳代)対5.1%(50歳以上)と、3倍以上の開きがある。

 上位10位には入らなかった用途についても、注目すべき結果が出た。例えば20歳代では「Twitterの書き込み/閲覧」が14.5%、「mixiなどSNSの書き込み/閲覧」が10.9%と、それぞれ1割を超えた。回答全体では両項目とも4.8%だった。

買い替え時、20歳代は価格より操作性や性能を重視

 続く設問は「主に利用している携帯情報端末を買い換えることになったら、その時に重視することは何ですか」というもの。3つまでの複数回答で答えてもらった。その上位10項目について年代別にまとめたのが図5である。

図5●「主に利用している携帯情報端末」を買い換える場合に重視するポイント(有効回答数1992、複数回答)
図5●「主に利用している携帯情報端末」を買い換える場合に重視するポイント(有効回答数1992、複数回答)

 回答全体で最も多かったのは「携帯電話事業者」の43.2%。以下、「価格」(42.2%)、「操作性」(34.1%)、「本体のデザイン」(21.9%)、「端末のメーカー」(19.7%)、「処理性能」(14.9%)、「おサイフケータイ/モバイルSuica機能の有無」(14.9%)、「ランニングコスト(アプリケーション/サービスの料金含む)」(13.9%)、「端末のOS(スマートフォンであるかどうか)」(13.3%)、「Webアクセスなどのインターネット機能」(11.5%)と続く。

 これら上位10項目の中で、価格とランニングコストの二つのお金関連の項目に注目すると、年代が上がるにつれ比率が高くなった。ただ、この二つの項目を比べると、ランニングコストの比率が低い。これは、携帯電話事業者が異なっても料金にあまり差がなくなったことが影響しているのではないか。

 逆に、年代が若くなるほど回答比率が高くなった項目には、「本体のデザイン」、「処理性能」などが挙げられる。

 20歳代の回答に注目してみると、「操作性」(43.6%)、「処理性能」(29.1%)、「端末のOS」(23.6%)、「Webアクセスなどのインターネット機能」(17.3%)などが、回答全体の値に比べて著しく高くなっている。特に「操作性」と「処理性能」の2項目は「価格」(26.4%)より高い。また、上位10位には入っていないが、「利用できるアプリケーション/サービスの質」を重視するとの回答は、全体で4.7%のところ、20歳代では10.9%を占める。全体的に見て、携帯情報端末をツールとして積極的に活用する姿勢の表れと受け取ることができそうだ。