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 新たなコミュニケーションや情報収集の手段として、最近ユーザーを増やしているソーシャルメディア。Facebookやmixi、Twitterがよく知られている。3月に発生した東日本大震災では、安否確認や情報発信のツールとして多くの人が活用し、国内で存在感を高めた。

 ITを日常から使いこなしているITproの読者は、ソーシャルメディアとどのように接しているのか。日経コンピュータと日経BPコンサルティングは共同で、ITpro会員4000人を対象に調査を実施した。

 ソーシャルメディアを企業がどのように使っているか、IT部門がそれにどう向き合うべきかというテーマは、日経コンピュータ5月26日号の総力特集「ソーシャルパワー」で紹介する。今回はそれに先立ち、アンケート結果を報告しよう。

 調査は2011年4月20~28日に実施した。回答者の属性は男性が93.2%、女性が6.6%。年齢は19歳以下が0.3%、20代が3.4%、30代が21.2%、40代が42.2%、50歳以上が30.7%である。

4人に1人がFacebookを利用

 まず、利用しているソーシャルメディアを聞いた(図1、複数回答可)。最も多かったのがTwitterの39.9%で、mixiの31.6%、Facebookの24.2%と続く。

図1●あなたが利用しているソーシャルメディアを教えて下さい(複数回答、N=4003)
図1●あなたが利用しているソーシャルメディアを教えて下さい(複数回答、N=4003)

 Facebookは世界で約7億人のユーザーを抱えているが、日本国内では約300万人と普及途上にある。mixiの約2300万人とは大きな差がついているのが現実だ。しかし、アンケートからはそれほどの差は読み取れない。ITpro読者は、日本国内でいち早くFacebookを使い始めた層だと言える。

 「その他」にはGREEや、DeNAが提供する「Mobage(モバゲー)」といった回答が目立った。一方、いずれも使っていないと回答したのは44.6%だった。

 利用目的については、各ソーシャルメディアで特徴が出た(表1、複数回答可)。Twitterユーザーは「新聞やテレビよりも素早く情報を得る」ことを主目的とし、「有名人の考えや人となりを知る」ために利用する人も多い。一方でmixiとFacebookについては、「友人や知人と気軽にコミュニケーションできる」点や、「新しい友人や知人を作れる」側面を重視して利用している人が多い。

表1●ソーシャルメディアを使う目的は何ですか(各サービスについて最大3つまで)
表1●ソーシャルメディアを使う目的は何ですか(各サービスについて最大3つまで)

 ただし、ソーシャルメディアとのかかわり方は大きく異なる。Facebookユーザーの83.4%が「実名」を公開しているのに対し、Twitterユーザーの“実名比率”は14.9%、mixiのそれは13.5%しかない(図2図3図4)。ソーシャルメディアで実名を明かす理由として、「友人や知人に検索してもらいやすいから」という意見が複数寄せられた。

図2●Twitterで、自身のプロフィールをどのように公開していますか(N=1557)
図2●Twitterで、自身のプロフィールをどのように公開していますか(N=1574)
図3●Facebookで、自身のプロフィールをどのように公開していますか。(N=948)
図3●Facebookで、自身のプロフィールをどのように公開していますか。(N=948)
図4●mixiで、自身のプロフィールをどのように公開していますか(N=1256)
図4●mixiで、自身のプロフィールをどのように公開していますか(N=1256)