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仕事に役立つ存在になっていく

 ITpro読者の多くは「個人として」ソーシャルメディアを積極的に使い始めた。一方で、読者が所属する企業や組織は、ソーシャルメディアとどのように向き合えばよいのか、模索している段階と言える。従業員がソーシャルメディアを利用する際のガイドラインを「策定済み」なのは13.0%だった一方で、「策定しておらず、その予定もない」のは43.9%にのぼる(図8)。「会社ではアクセス禁止または警告サイトに分類されているので、仕事に活用する以前の問題だ」というコメントも寄せられた。

図8●あなたが所属する企業または組織は、従業員がソーシャルメディアを利用する際のガイドラインを策定していますか(N=4003)
図8●あなたが所属する企業または組織は、従業員がソーシャルメディアを利用する際のガイドラインを策定していますか(N=4003)

 背景にあるのは、「現状」ではソーシャルメディアが仕事に役立つ存在になりきれていないことがある。仕事をするうえでソーシャルメディアが「欠かせない」と答えたITpro読者は1.8%、「役立つ」と回答したのは8.6%に過ぎない。一方で51.6%が「仕事には役立たない」と答えた(図9)。現状では、仕事ではなくプライベートでの利用が主流であることが見て取れる。

図9●あなたが仕事をする上で、ソーシャルメディアは「現状」どのような存在ですか。(N=4003)
図9●あなたが仕事をする上で、ソーシャルメディアは「現状」どのような存在ですか。(N=4003)

 しかし現状だけを考えて、ソーシャルメディアを軽視するのは早計だ。「3年後」には、ソーシャルメディアが「仕事に欠かせない存在になる」と答えたITpro読者は5.7%、「仕事に役立つ存在になる」と回答したのは21.1%にのぼる。今後、ソーシャルメディアがさらに普及していくのは間違いない。個人と企業それぞれが、仕事にどうソーシャルメディアを生かしていくか。真剣に向き合わざるを得ない時期は、すぐそこまで来ているようだ。

図10●あなたが仕事をする上で、ソーシャルメディアは「3年後」にどのような存在になると思いますか。(N=4003)
図10●あなたが仕事をする上で、ソーシャルメディアは「3年後」にどのような存在になると思いますか。(N=4003)