PR

 昨日15日付の「記者の眼」に続き「システム内製」に絡む話を掲載するが執筆者も内容も異なるのでご了承頂きたい。

 「ユーザーが主体的にシステムを開発せよというテーマで“IT企業参加お断り”のシンポジウムを開く真意は何か。中小のIT企業は不要ということか」。

 中小IT企業の経営者を集めた勉強会を企画している方からこう尋ねられた。意図を説明したところ、それを経営者の前で述べてほしいと言われ、全国ソフトウェア協同組合連合会(JASPA)で先日話をしてきた。

 中小IT企業と書いてみたものの「ITエンジニア」と同じくらいなじめない。やはりソフトハウス、システムズエンジニアと書きたいところである。

勉強会で話したこと

 勉強会では、まず「ユーザー主体開発」に関する筆者の活動内容を紹介した。骨子は以下の通りである。

ユーザー主体開発に関する諸活動 6月1日付で編集委員に加え「研究員」の肩書きが付いた。ユーザー主体開発に関連する取り組みは研究員になる前から始めていたものの、編集委員という肩書きはそぐわない気がしていた。研究員は「記者ではない」から取材と執筆以外の仕事もできる。実際には下記の活動をしている。

シンポジウム 『システムイニシアティブ2011』と題し、ユーザー企業のシステム責任者の方を百数十人集めた対話中心の催しを2回開いた。「IT企業の人は参加できない」と告知したところITproの読者から叱られた。ユーザーの話だからユーザーに集まってもらおうと考えただけで、IT企業は要らないというつもりはない。プログラム案作りと登壇者への依頼、告知記事や電子メールの執筆作成、開催日の司会を担当している。

シンポジウム報告 ITpro上に結果報告を掲載する際、その文面作りにも関わった。第2回シンポジウムの報告『実践者からエール ユーザーよ、主体性を取り戻そう』を最近公開したところである。

システムイニシアティブ研究会 ユーザー主体開発を推進したいと考えている有志の方々と研究会を作った。これは中立の研究会で、日経BP社が主催しているものではない。月一回程度勉強会を開いている。

仮想シンポジウム 対話の続きをインターネット上でやろうと参加者向けに『ユーザー主体開発DesignRoom』というコミュニティ空間を用意した。日経BP社が開発中のconnectと呼ぶサービスを使っている。1回目のシンポジウムの後は100件近い意見の投稿があったが、2回目以降は世話役の筆者が怠慢であったためか開店休業状態であり、何とかしなければと思っている。

書籍 『システム内製を極める』という書籍を発行した。