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 求められるシステムが変わりつつある以上、エンジニアも変化する必要がある。新しいアイデア、新しいやり方で、新しいシステムを作り出せる「次世代エンジニア」に、である。

 具体的に、次世代エンジニアとはどんな人たちだろうか。まず第一に必要なのは「頭を使って利益を生み出せるエンジニア」であることだ。

 新たなITの技術を生かし、自らサービスやシステムを企画し、売り上げに直結するようなビジネス上の価値を生み出す。すなわち“儲かるエンジニア”である。ありきたりのシステムしか作れないエンジニアは、PaaSの普及などによって、この先どんどん仕事がなくなるだろう。

“マルチスキルなエンジニア”が活躍する

 3月中旬から4月上旬にかけて、SIベンダーやネット系企業を取材し、多くの現場を訪れた。多数のエンジニア(40人以上)に取材して分かったのは、こうしたエンジニアには共通点がいくつかあるということだ。

 最大の共通点は、技術や業務面で多くの領域の知識、スキルを兼ね備えているという点。つまり「マルチスキルなエンジニア」である。

 例えばパブリッククラウド上に業務システムを構築するケース。エンジニアにはアプリケーションの開発知識に加えて、仮想インフラの構築に関する知識やネットワークに関する知識などが要求される。そこに「境目」はない。これに当然、「ビジネスにどう利益をもたらすか」という視点も求められる。

 アプリ開発者(プログラマー)やインフラエンジニア、データベースエンジニア、ネットワークエンジニアなど、一つの技術分野を究めたスペシャリストの必要性がなくなることはこの先も決してない。だが、今求められている・今足りないのは、こうしたマルチスキルエンジニアであることは間違いない。