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トラブルシュートもAndroidタブレットで

 利用範囲の違いはあるでしょうが、こうした使い分けは割と一般的ではないかと思います。しかし、こんなことをAndroidタブレットでやってしまう、というユーザーはあんまりいないでしょう。

 先日のことです。私は家庭内のNAS(Network Attached Storage)を、Linuxベースのアプライアンスで定期的に自動バックアップするように設定しています。NASに入れた子供の動画が、ちゃんとバックアップされてるかをチェックしようとしたら、アプライアンスに割り当てられていたIPアドレスが変わっていたのです。

 DHCPで取得しているので仕方がありませんが、さすがにDNSサーバーは家庭内に作っていないので、SSH(Secure Shell)でリモートアクセスするにはIPアドレスを割り出す必要があります。ちなみに、SSHはGoogle Playで見つけたAndroid用の「JuiceSSH」を使っています。

図1●自作したネットワークコマンドアプリ<br>5種類のコマンドを実行できる。頑張れば「traceroute」も実装できそうだったが、そこまでのエネルギーはなかった。日経NETWORKの特集の題材として使ったので、アイコンが2014年春のパンフレットに登場した3人娘になっているのはご愛敬。イラスト:早川 直希
図1●自作したネットワークコマンドアプリ
5種類のコマンドを実行できる。頑張れば「traceroute」も実装できそうだったが、そこまでのエネルギーはなかった。日経NETWORKの特集の題材として使ったので、アイコンが2014年春のパンフレットに登場した3人娘になっているのはご愛敬。イラスト:早川 直希
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 そこでIPアドレス割り当てられそうなあたりに、通信相手との導通を確認する「ping」コマンドを打ってみて、返答があったIPアドレスの物理アドレスを「arp」コマンドで確認して、アプライアンスのIPアドレスを特定しました。

 ちなみに「arp」コマンドは、通信相手のIPアドレスと物理アドレスの関係を表示するコマンドです。このとき、私の手元にあったのはAndroidタブレット。ノートパソコンはゆっくり座って操作するなら多機能でいいのですが、NASやアプライアンスが別の場所に置いてある我が家の場合、動作状況の確認に行ったり来たりして、その場で何かチェックするのにタブレットが便利です。

 しかし、普通のAndroidタブレットには「ping」や「arp」といった、ネットワークのトラブルシュートに使うコマンドは入っていません。なぜこれができるかというと、自作していたからです(図1)。