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岡村:誰が社長に?浮島ですね。あいつが社長に話をしたんですね?

泉下:社長は、机に付箋を貼ったITコンピュータがあったのでたまたま読んだと言っていた。非常に喜んでいたよ。上田主任を、開発部でしっかり育てて欲しいと。

岡村:……。

泉下:いや、浮島君もいろいろは考えたようだ。彼は青臭いだけじゃなくなった。よい働きをするようになった。君の年齢なら、浮島君のような政治力も必要だと思っているんだよ。

岡村:部長、そんなこと言わないでくださいよ。どうしたんですか?いままで一緒にやってきたじゃないですか。部長の意向には、常に応えてきたつもりです。

泉下:そういう意識はなかったがねえ。

岡村:部長、本気ですか?

泉下:人事部長とも話をしたが、君は目立たないそうだ。それもあって、君がもっと自由に動けるところに異動した方がよいと思ってね。

岡村:……。私が抜けたら開発部は苦しいはずです。米田と上田じゃ回せない。

泉下:君の気にすることじゃない。

岡村:浮島を戻すんですか?社長とどんな話をしたんですか?教えてください。社長は浮島を戻せと言ったんですか?それとも、部長が社長の期待に応えるために浮島を必要と考えたんですか?どうなんですか、部長!