PR

 山梨県甲府市は、基幹系システムの刷新に関するコンサルティング事業者の募集を11月末より開始する。17日、市のWebサイトで明らかにした(甲府市の発表ページ)。システムインテグレータは公募型で募集し、提案書の内容を東京大学の須藤修教授を委員長とする委員会で審査・選定する予定。

 甲府市では2005年度から2006年度にかけて、事業全体のスキーム構築、仕様、システム設計、構築を行うシステムインテグレータを選定。その後2007−2008でシステム構築、データの移行等を実施し、2009年には現在稼働している汎用コンピュータを完全撤廃し、オープン系の新システムに移行する予定。今回はシステムインテグレータ選定に向けてのコンサルティングを担当する事業者を募集する。

 甲府市では2009年から稼働する新しい基幹系システムについて、SLA(サービスレベル契約)を定義し、その実現方法を民間の工夫に任せる契約手法を導入することで、現行のシステムを使い続けた場合から比較して20%以上のコスト削減を見込む。総事業経費は、おおむね契約期間12年間(10年間のシステム稼働期間)で約50億円から60億円程度を想定している。(黒田隆明)