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■人口との相関関係はあるがAAAの3割は小規模自治体

 レベル1(AAA)の団体を規模別に見てみると、小規模自治体の健闘が目立つ。AAAと評価された60団体の3割(18団体)が人口10万人未満の自治体だった。つまり、自治体の規模の大小にかかわらず、情報システムの水準を高く保つことは可能だということである。

 今回AAAを獲得した中で最も人口が少ない自治体は人口1万7000人の栃木県日光市(38位)。このほかにも9位の兵庫県小野市や11位の岐阜県美濃加茂市は約5万人規模の都市である。

 とはいえ、自治体の人口規模と情報システムの進展度との相関関係が存在することも確か。人口50万人以上の自治体では約36%の団体がAAAとなったが、10万人未満だと7%にとどまる(図2)。さらに、人口5万人未満まで絞ってみると、AAA獲得自治体は3団体にとどまっている。

■図2 人口規模別の格付けレベル分布(n=415)
人口規模別の格付けレベル分布(n=415)
人口規模が大きい自治体の方が格付けレベルが高い団体比率が多くなる傾向にある。

 地域別では関東地区の自治体のレベルが高く、AAAの自治体の比率が約26%と全国平均(約14%)の約2倍となった。東京都内で10区市、神奈川県内で8市がAAAを獲得している。関西では兵庫県から5つの市がAAAと評価されていたのが目立った。

自治体のシステムを格付け、60団体が「AAA」を獲得
結果発表 自治体の情報システムに関する実態調査