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■調査概要

●調査の目的/方法

 47都道府県と東京23区、全国740市(2005年5月3日時点)、計810の自治体を対象として第1回「自治体の情報システムに関する実態調査」を実施した。調査の目的は自治体内の情報システム化の水準を体系的・客観的に診断し、その利用実態を明らかにすること。調査票は2005年6月下旬に郵送で送付し、2005年3月末時点での状況について回答を依頼した。有効回答数は417自治体(回収率51%。うち都道府県は26団体・回収率55%)。

●調査票

 こちらからダウンロードできます(PDF)。

●格付けおよびランキング算出方法と評価項目

  1. AP(アプローチ:システム化プロセス・体制)
  2. AR(アーキテクチャ:システムの基本構造)
  3. AC(アチーブメント:システム化効果)
 の3つの観点について、有効回答の結果を多変量統計解析法の一種、「共分散構造分析法」を用いて解析し、算出された得点を3分野それぞれ「A(他団体に比べ先進的なレベルにある)」「B(特に先進的なレベルでも、遅れたレベルでもない)」「C(他団体に遅れたレベルにある)」の3段階で評価し、全分野がAランクの「AAA」から「CCC」までの格付けをした。ランキングは、AP、AR、ACそれぞれのポイントを100点満点化し、その合計点(300点満点)が高い順とした。

(1)AP(アプローチ:システム化プロセス・体制)
 情報システムをどのような体制・プロセスで構築するかに関する設問群。情報システム化の推進体制・プロセスの効率性・持続性について評価する。設問内容は「費用対効果検証のための取り組み内容」「CIOの有無および役割」「業務改革とシステム化の関連性」「PDCAの管理状況」「情報セキュリティの取り組み内容」など。

(2)AR(アーキテクチャ:システムの基本構造)
 成果を上げるためにどのような情報システムが必要かに関する設問群。情報システム構造の柔軟性・拡張性について評価する。設問内容は「業務機能体系の作成度合い」「情報共有の度合い」「システム構造の有無および適用指針」「システムの使いやすさ・利用の自由度を高めるための取り組み」「災害対策」など。

(3)AC(アチーブメント:システム化効果)
 情報システムを活用してどのような成果を上げるかに関する設問群。情報システムの活用による役所内外の利用者の利便性や効率の向上度について評価する。設問内容は「情報提供に関するオンラインサービスの実施度合いとその効果」「申請・届出に関するオンラインサービスの実施度合いとその効果」「庁内のコミュニケーション」「システム費用の推移」など。

●調査機関

調査企画・設計・分析

調査票の発送・回収

■図10 AAA(トリプルエー)フレームワーク
AAA(トリプルエー)フレームワーク

自治体のシステムを格付け、60団体が「AAA」を獲得
結果発表 自治体の情報システムに関する実態調査