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日経BPガバメントテクノロジー・メール            第154号 2006/06/08
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┏━━━ 目 次 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
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┃【1】「ITpro Select 電子行政」ウェブ新着ダイジェスト                    ┃
┃     ── ケーススタディ「CASE67:埼玉県戸田市」          ┃
┃       公共施設で市民が無料で利用できる公衆無線LANサービス     ┃
┃         ── GovTechフォーカス                      ┃
┃            「防災CIO設置」の必要性                                   ┃
┃【2】電子自治体NEWSピックアップ (2006.5.29-6.4)               ┃
┃         ── 約85%の自治体がWinny対策を実施しているが… ほか         ┃
┃【3】コラム:上山信一の「続・自治体改革の突破口」            ┃
┃         ── 第43回 チャリティ・オークションの勧め                    ┃
┃【4】セミナー&イベント                                              ┃
┃         安心安全な社会実現のための防災セミナー                         ┃
┃【5】編集後記/編集部からのお知らせ                                      ┃
┃                                                                        ┃
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 【1】「IT pro Select 電子行政」ウェブ新着ダイジェスト
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◆ケーススタディ:CASE67:埼玉県戸田市◆ 
公共施設で市民が無料で利用できる公衆無線LANサービス           2006.6.5
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 庁舎や図書館など公共施設で無線LANのアクセスポイントを設置し、市民がインタ
ーネットにアクセスできるサービスを導入する自治体が増えている。ここ数年、空港
や駅、ホテルなどで導入が進む「公衆無線 LANサービス」と呼ばれるサービスと同様
のものだ。

 自治体が導入する「公衆無線LANサービス」には、民間のインターネットサービス
企業のアクセスポイントを公共施設に誘致して、その企業とサービス契約している利
用者だけがインターネットにアクセスできるようにするというケースもある。

 だが、埼玉県戸田市の「e-Todaスポット」の場合は、市のインターネット基盤にア
クセスし無料で一般のWebサイトを閲覧できるようにしている。戸田市在住および在
勤の市民向けに、戸田市立図書館や戸田市文化会館、笹目コミュニティセンター、福
祉青少年会館の4カ所でサービスを提供しているものだ。

>全文はこちらでご覧いただけます
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20060508/237028/

>電子行政:ケーススタディのバックナンバーはこちら
http://itpro.nikkeibp.co.jp/govtech/bn/bnsearch.jsp?BID=1121&OFFSET=0&MAXCNT=15

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◆GovTechフォーカス◆ 
「防災CIO設置」の必要性--CIOは防災システムへのコミットを深めるべき 2006.6.6
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小尾敏夫(おび・としお)
早稲田大学教授、同・電子政府・自治体研究所所長/国際CIO学会会長

 3月に“防災CIO”の調査を米国で行った。首都ワシントンDC、IT見本市(ネバダ)、
カリフォルニアを一巡して、各地での取り組みを分析し、日本での応用のヒントにな
れば、と筆を走らせた。ここで言う“防災CIO”とは防災情報プラットフォームの構
築、及び地域の防災力の強化も守備範囲とするCIOを意味し、従来は防災面にあまり
コミットしてこなかったCIOの役割の拡大を指すコンセプトである。災害発生時に立
ち上がる災害対策本部では、No.2の役割も果たす。

 今後、日本においてもBCP(事業継続計画)の実施とCIOの設置による効果を正確に
認識し、災害経験の行政組織や企業からの事例を参考にしながら、官民連携の防災
CIOによる防災対策グランドデザインを早急に構築するべきである。また、災害デジ
タル・デバイドの問題の有効な解決策の一つとして、国民の大多数が日常で気軽に所
持・利用している携帯電話を最大限利活用するモバイル防災システムを挙げられる。

>全文はこちらでご覧いただけます
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20060605/239944/

>「GovTechフォーカス」バックナンバーはこちら
http://itpro.nikkeibp.co.jp/denwa/bn/bnsearch.jsp?BID=1122&OFFSET=0&MAXCNT=15

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 【2】電子自治体NEWSピックアップ(2006.5.29-6.4)
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◎「OpenOffie.orgユーザー会の協力でLinux移行の障害を乗り越えた」---栃木県
 二宮町 海老原慎一氏(ITpro、6月2日)
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20060602/239837/?ST=govtech
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◎「重点計画-2006(案)」に関するパブリック・コメントの募集について
 (首相官邸、6月1日)
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/it2/pc/060601comment.html
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◎約85%の自治体がWinny対策を実施しているが…「e都市ランキング2006」中間報告
 (日経BPガバメントテクノロジー、5月17日)
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20060529/239206/?ST=govtech
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>そのほかのニュースはこちらをクリック
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/govtech/20060605/239935/

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 【3】コラム・上山信一の「続・自治体改革の突破口」
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【第43回 チャリティ・オークションの勧め】

 欧米ではチャリティ・オークションをよく行う。日本ではまだまだ珍しいが、今後
のやり方次第では莫大な可能性が広がるだろう。チャリティ・オークションはNPOへ
の寄付促進、若手の芸術家の育成・支援のほか企業にとっても広報宣伝の場として有
効だ。日本の場合、公的機関が持つ歴史的建造物や神社仏閣を使って、企業・経済団
体が各地のNPOを支援する方法として魅力的だ。

■企業と芸術家とNPOをつなぐ--例えばフランス大使館では

 東京で筆者が参加した一例は次のようなものだ。会場は東京港区のフランス大使公
邸である。目的は途上国に医師を派遣する「世界の医療団」(http://www.
medecinsdumonde.org/japan/)の支援だ。コンセプトは「アートから人道医療へのサ
ポート」だ。スポンサーはエルメスとシトロエンのほか16社だ。大手オークションハ
ウスのクリスティーズがオークショニアを無償で派遣してくれた。会場には約200人
がやってきた。9割方が日本人。全員招待客だが、VIPや見るからにお金持ちという人
は少ない。口コミで趣旨に賛同した人、フランス企業関係者、普通のビジネスマンな
どだ。平均年齢は38歳くらいでみんな現役世代。女性も多い。軽いドリンク・パーテ
ィのあとフランソワーズ・モレシャン氏のスピーチ。「世界の医療団」の活動内容と
今日の趣旨がよく分かった。いよいよ別室でオークションだ。

 合計25品がかかった。19点が現代作家の工芸品と絵画。アート系の照明機器など装
飾品が3点、航空券・旅行券が2点。安いもので数万円、平均は40~50万円。高いもの
でも100万円程度。目玉商品はエルメスが内装したというシトロエンの新車で、200万
円からスタートし500万円を少し超えて落札した。全体で940万の売り上げで大成功だ
った。参加者一人当たり5万円弱の貢献となる。企画から運営までの一切は、筆者の
友人が経営するタマダ・プロジェクト・コーポレーションが取り仕切ったが6カ月ほ
どの準備期間がかかったという。

 オークションは初めてという人も多かった。参加した友人に聞くとこういう返事が
返ってきた。「生まれて初めて絵を買った。こういう会だから騙されないと思った。
仮に割高でも利益が寄付になると思えば気分は悪くない。この絵は事務所に飾るが、
人に聞かれたら寄付のつもりで買ったと自慢できる」とのこと。チャリティ、そして
フランス大使館といった「公的」なしつらえが彼に絵を買わせたようだ。

■公的機関でぜひ--NPO支援、芸術振興、そして官民連携の旗印として

 筆者が勧めるのは各地の公共施設や迎賓館でのチャリティ・オークションだ。例え
ば大阪の場合、市長公舎、知事公館のほか中ノ島公会堂、日銀大阪支店など歴史的建
造物が多数ある。こうして施設は得てして稼働率は高くない。

 この際、雰囲気の良い歴史的建物でNPO支援のためのチャリティ・オークションを
やったらどうだろうか。NPO支援、芸術振興、そして官民連携の旗印としての宣伝効
果もある。青年会議所や商工会議所などの経済団体に主催者になってもらう。会場
費、運営費は売り上げでカバーするがもし赤字が出たら負担してもらう。知事や市長
には挨拶に来てもらう。作品は地元出身の現代作家に頼んで譲ってもらう。得た収益
から運営費を差し引き、利益は3分の1を寄付に、3分の1を作家に、そして3分の1を次
回の企画運営費に回すというのでどうだろう。

■アートがつなぐ公益と私益--企業の経済力と個人の資産を社会貢献の世界へ

 日本ではチャリティ・オークションというとまだまだ顔をひそめる向きがある。特
に福祉系団体がそうだ。いわく「競りは下品だ」「金持ちの道楽で福祉を支援しても
らいたくない」など。だがこうした考えは間違っている。アートは地位や立場を超え
て幅広く人の興味を集め、そして和ませる。アートを媒介として普段は福祉や寄付、
社会貢献に興味を持たない人を集められる。彼らにNPOの活動を説明できるだけでも
チャンスではないか。

 これからのNPOは支持層を幅広く持たなければいけない。金銭面だけでなく宣伝効
果を考えてもチャリティ・オークションは意味がある。スポンサー企業の支援を得れ
ば運営も簡単だ。スポンサーは意外と見つかりやすい。一流企業は今や競ってCSR
(企業の社会責任)を追求する。芸術文化とNPOの支援を公的機関と連携してできる
となるとこれはいい企画だ。チャリティ・オークションは企業が持つ経済力と個人の
資産をアートを通じて社会貢献の世界に引き出す魔力をもった装置である。日本でも
行政機関が自らが所有する施設の有効活用策として率先して普及させて欲しい。

─◆執筆者・上山信一(うえやま・しんいち)◆─────────────────
慶應義塾大学教授(大学院 政策・メディア研究科)。運輸省、マッキンゼー(共同経
営者)、ジョージタウン大学研究教授を経て現職。専門は行政経営。行政経営フォー
ラム(http://www.pm-forum.org/)代表。『だから、改革は成功する』『新・行財政構
造改革工程表』ほか編著書多数。
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 【4】セミナー&イベント
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◎安心安全な社会実現のための防災セミナー
http://www.shinetsu-bt.go.jp/sbt/info/seminar/060629seminar.htm
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【日程】6月29日(木)
【会場】ホテルメトロポリタン長野(長野市)
【主催】総務省信越総合通信局 他
【概要】防災システム研究所防災アドバイザーの山村武彦氏による基調講演「実践的
防災・危機管理講座」のほか三条市の防災無線システムや災害時における情報通信シ
ステムの活用についての講演。 定員150人(入場無料)。

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>そのほかのイベント・セミナー情報はこちらをクリック
http://itpro.nikkeibp.co.jp/free/NGT/govtech/20050418/159471/

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 【5】編集後記/編集部からのお知らせ
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■最近、今年4月にオープンした「地域文化資産ポータル」というサイトの存在を知
りました(http://bunkashisan.ne.jp/index.html)。各地の祭り、口承文芸、伝統
芸能などの映像アーカイブを見ることができます。個人的に見てみた範囲では「神々
とともに 帯広カムイトウウポポ保存会の歌と踊り」(北海道/帯広市)、「姫島盆
踊り」(大分県姫島村)などが気に入っています。米国スミソニアン博物館の
「Smithsonian FolkwaysRecordings」(http://www.folkways.si.edu/index.html)
のように、有料販売ができるくらいの充実したアーカイブに育っていけばいいなと思
いました。また、外国語による紹介ページが見あたらなかったのですが、せっかくの
すばらしい映像と音なのですから、外国語ページも作って広く紹介するべきだとも思
いました。(黒田)

■編集部からのお知らせ(主催イベント・その他)───────────────
◎セミナー「行財政改革シンポジウム2006」
 2006年6月30日(金) 海運会館(東京都千代田区)
http://ac.nikkeibp.co.jp/gt/adr/
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◎書籍『ASP・IDC活用による電子自治体アウトソーシング実践の手引き』ご案内
http://coin.nikkeibp.co.jp/coin/ngt/asp/index.html
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