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日経BPガバメントテクノロジー・メール           第205号 2007/09/10
                                     http://govtech.nikkeibp.co.jp/
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┏━━━ 目 次 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓

 【1】「ITpro 電子行政」ウェブ新着ダイジェスト
   ── インタビュー:千葉県市川市 市長 千葉 光行氏
          何よりもまず「協働の推進」のためにITを使う
    ── 「情報システム調達研究会」報告
             第2回 自治体の「情報システムのベンチマーク」実施とその意義
   ── 電子自治体キーワード:ITスキル標準(ITSS)
 【2】電子自治体NEWSピックアップ 
      ── CIOを設置する都道府県が増加、ただしCIO補佐官は減少
           平成20年度総務省所管予算概算要求の概要 ほか
 【3】コラム:上山信一の「続・自治体改革の突破口」
   ── 第68回 霞が関「キャリア官僚」制度は刷新を
 【4】セミナー&イベント
      ── 地方自治情報化推進フェア2007
 【5】編集後記/編集部からのお知らせ

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 【1】「ITpro 電子行政」ウェブ新着ダイジェスト
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◆インタビュー◆千葉県市川市 市長 千葉 光行氏                   2007/08/28
――何よりもまず「協働の推進」のためにITを使う
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 「e都市ランキング 2007」において総合第1位となった千葉県市川市。1997年12月
に就任以来、積極的に情報化を進める千葉光行市長に、自治体の情報化についての考
え方を聞いた。効率化やサービス向上も重要だが「協働を推進するためのIT活用が最
も重要」という市長の考え方は明快だ。

◎全文はこちらでご覧いただけます
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/Interview/20070820/279912/?ST=govtech
◎スペシャルレポート・バックナンバーはこちら
http://itpro.nikkeibp.co.jp/govtech/bn/bnsearch.jsp?OFFSET=0&MAXCNT=15&BID=
1120
◎「e都市ランキング 2007」はこちら
http://itpro.nikkeibp.co.jp//article/COLUMN/20070703/276536/

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◆連載コラム:「情報システム調達研究会」報告◆                  2007/09/07
第2回 自治体の「情報システムのベンチマーク」実施とその意義
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 今回は、研究会で特に議論のあった「情報システムのベンチマーク」について、そ
の検討イメージと調査・分析手法を中心に報告する(ベンチマークとは、複数の組織
や部門で同じデータを収集し、比較分析する手法のこと)。

◎全文はこちらでご覧いただけます
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20070903/281027/?ST=govtech
◎「情報システム調達研究会」報告・バックナンバーはこちら
http://itpro.nikkeibp.co.jp/govtech/bn/bnsearch.jsp?OFFSET=0&MAXCNT=15&BID=6723

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◆電子自治体キーワード◆                                          2007/08/23
ITスキル標準(ITSS)
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 ITスキル標準(ITSS:IT Skill Standard)とは、IT関連サービスの提供に必要と
なるスキルを職種や専門分野ごとに明確化・体系化した指標です。IT人材の能力向上
によるIT産業の競争力強化を目指して、2002年12月に経済産業省が策定しました。

◎全文はこちらでご覧いただけます
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/Keyword/20070903/281025/?ST=govtech

◎電子自治体キーワード・バックナンバーはこちら
http://itpro.nikkeibp.co.jp/govtech/bn/bnsearch.jsp?BID=1128&OFFSET=0&MAXCNT=50

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 【2】電子自治体NEWSピックアップ
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◎CIOを設置する都道府県が増加、ただしCIO補佐官は減少
(日経BPガバメントテクノロジー、2007/09/03)
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/Research/20070903/281015/?ST=govtech
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◎自治体サイトのアクセシビリティ、富山県、兵庫県、鳥取県などが高評価
(日経BPガバメントテクノロジー、2007/09/03)
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/Research/20070903/280966/?ST=govtech
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◎平成20年度総務省所管予算概算要求の概要(総務省、2007/08/30)
http://www.soumu.go.jp/s-news/2007/pdf/070830_3.pdf
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◎そのほかのニュースは「ITpro 電子行政」(http://govtech.nikkeibp.co.jp/)へ
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 【3】コラム・上山信一の「続・自治体改革の突破口」
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【第68回 霞が関「キャリア官僚」制度は刷新を--省庁枠の廃止と民間交流が鍵】

 この数年、公務員制度改革が話題となる。キャリア制度の廃止や天下り、早期退職
慣行の見直しなどこれまでタブー視されてきた領域も俎上に乗る。だが議論は迷走し
答えが出ない。大きな方向ではスト権付与や民間企業の成果主義に近づけるのが正し
い。だが一般論だけで割り切れないのがキャリア官僚(幹部候補生)の扱いである。本
稿ではこの問題に特化して考えてみたい

■キャリア官僚の存在意義--一定の年季と経験が必要な職種

 各省事務次官に代表されるキャリア官僚の評判はまったくよろしくない。先だって
の小池防衛相と守屋次官の対立でも世論は概ね「大臣を差し置き官邸に乗り込む官僚
の横暴」を指弾する。最近では官僚が何らかの自己主張をするとすぐに「選挙で選ば
れていないくせに政治家の言うことをきかない」「社長の言うことをきかない部下は
けしからん」と批判される。

 だが官僚は本当に社員のように大臣や議員に完全に従うべきか。あるいは企業組織
の上下関係を大臣―官僚間に当てはめるべきか。筆者は疑問がある。政治は短期的利
害で動き、あるいは大衆心理や特定政治家の権力欲に流されることがある。その極め
つけが猟官政治である。その抑止のために米国では古くにペンドルトン法が制定され
職業公務員の身分保障と独立性が制度化された。わが国を初めとする各国の公務員制
度には「公務員が専門家の観点からプロ意識を発揮し、行政に対する政治の過剰介入
を防ぐ」という機能が埋め込まれている。

 したがって幹部官僚には一定の裁量権と政治からの独立性を与えるべきだ。幹部官
僚の仕事は複雑だ。政府は現場の実務家や技術官僚から構成される巨大組織だ。それ
を統率し、そして政治との接点において巧みな利害調整をする。この仕事をやり遂げ
るには一定の年季と経験が必要である。政治家や財界人の短期的登用では無理だ。公
職をキャリアとする専門官僚群が必要となる。だが各省庁のキャリア官僚に自己統治
や自律管理は期待できない。これは現行の省庁別に閉じたキャリア制度が天下り法人
の乱立や厚遇問題をもたらしたことからも明らかだ。

■課題は選抜の門戸開放--幹部官僚の選抜は40歳以降に

 実は筆者も大学卒業後の数年間、運輸省のキャリア官僚だった。その後、外資系コ
ンサルティング企業、そして大学に転じた。その間多数の財界人、官僚、政治家、大
学教授、新聞記者などと行革関連の仕事をした。その経験に照らせば霞が関の幹部の
仕事は官僚出身者以外にはなかなか務まらないと思う。

 能力の問題ではない。霞が関はあまりにも非合理な暗黙知の多い世界である。組織
の運動法則を理解するだけで数年かかる。いわゆる政治任用や民間人、財界人の登用
だけでは到底、機能しない。やはり何らかのキャリア官僚制度、つまり幹部官僚にな
ることを期待された候補人材群が必要である。考えてみれば幹部候補生を置かない組
織は存在しない。企業にも必ずある。中途採用や敗者復活、大胆な抜擢を交えつつも
必ず幹部候補生を選抜・育成する仕組みがある。霞が関にだけそれを禁ずるのはおか
しい。

 キャリア官僚制度が機能しなくなった理由は3つある。第1は、狭い役所内の人事異
動だけでスキル・能力が磨ける時代ではなくなった。第2に、20代で東大や京大を卒
業し公務員試験に受かったことが幹部官僚としての適性の証明にならなくなった。第
3に待遇悪化で優秀な人材が他の職業をめざすようになった。

 以上を前提とすれば対策は明らかだ。まず少数精鋭に限定したキャリア官僚制度を
再構築する。給与や年金を上げ、天下りがなくても生活に困らないだけの待遇を用意
する。選抜の時期と方法は抜本改革する。まず選抜の時期を40歳前後とする。選抜は
それまでの業績と希望に基づき入省時の試験区分で決めない。大部分は各省の大卒か
ら登用するが高卒人材、地方公務員、民間からも広く募る。またキャリア官僚の人事
権を各省庁から内閣官房の人事委員会に移す。各省とネゴしつつもそこが霞が関全体
の人事部としての采配を振るう。人事委員会のメンバーは各省のOBで構成する。政治
家には一切関与させない。その代わり「各省出身者は出身省庁の局長、次官にはなれ
ない」といったルールを示し「官僚制度」そのものへの国民の信頼を確保する努力を
する。幹部候補生となったものは当然、出身省庁の背番号から外れる。

 これは依然、官僚に自己統治を委ねる仕組みだがそこに相互牽制の仕組みを導入す
る。つまり毒は毒をもって制するのである。そうこうしていくうちに人事委員会が機
能し始めればバランスの取れた人事配置ができるようになるだろう。霞ヶ関は世間で
思われているほどの学閥社会ではない。今でもキャリアでさえいれば出身大学や試験
区分に関係なく幹部になれる。きちんとしたルールさえ決めればそれで新しい制度が
機能し始めるはずだ。

 人材育成の方法も刷新する。例えば40歳以後にキャリア官僚を目指す場合には他省
庁、自治体、企業への出向のほか海外勤務の経験を必須とする。いろいろな組織を経
験することで民間の一流人材に負けない経験が積めるからだ。逆にこれを条件とすれ
ば国際機関出身者や様々な職業を経験してきた異色人材も官僚組織に入ってこれる。

 筆者の提案は「キャリア制度廃止」を求める世論に逆行する。だが政治はときに迷
走する。行政の継続性と安定性を維持するのはやはり幹部官僚である。その仕事はや
りがいがあるものの必ずしも国民から理解されず待遇面でも恵まれない。

 今のままでは日本国政府は有為の人材を確保できない。強すぎる省庁、そしてキャ
リア官僚の横暴は抑制すべきだ。だが昨今の改革は官僚制度を全否定する方向に行き
つつあり危険だ。官僚の適正な統制と同時に健全な政府の運営を考えた制度改革が必
要だ。


─◆執筆者・上山信一(うえやま・しんいち)◆─────────────────
慶應義塾大学総合政策学部教授。運輸省、マッキンゼー(共同経営者)、ジョージタウ
ン大学研究教授を経て現職。専門は行政経営。『だから、改革は成功する』『新・行
財政構造改革工程表』『ミュージアムが都市を再生する』ほか編著書多数。
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◎上山信一の「続・自治体改革の突破口」バックナンバーはこちら
http://itpro.nikkeibp.co.jp/govtech/bn/bnsearch.jsp?BID=2666&OFFSET=0&MAXCNT=15

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 【4】セミナー&イベント 
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◎地方自治情報化推進フェア2007
http://www.lasdec.nippon-net.ne.jp/frame.html?url=evnt/2007/kaisai/outl.htm
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【日程】2007年10月4日(木)~10月5日(金)
【会場】サンシャインシティ(東京都豊島区)
【主催】地方自治情報センター、行政情報システム研究所
【概要】テーマは「電子自治体がつくるIT社会」。識者や先進自治体による講演、IT
企業・団体による自治体の情報システム展示、セミナーなど。関連行事に地方公共団
体情報化職員等表彰も(掲載情報は変更されることがあります。事前に主催者にご確
認ください)。

◎そのほかのイベント・セミナー情報はこちらへ
http://itpro.nikkeibp.co.jp/free/NGT/govtech/20050418/159471/

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 【5】編集後記/編集部からのお知らせ
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■編集後記
 8月末は「都道府県CIOフォーラム」のため佐賀県に行ってきました。各都道府県か
ら参加したCIOやCIO補佐官(または相当職)の皆さんの議論は回を追うごとに活発に
なり、ついていくのが大変です。ところで、佐賀といえばバルーンフェスタが有名で
すが、先日、代々木公園に“出前PR”の熱気球がやって来たので見に行きました。そ
こで生まれて初めて熱気球に乗りました。係留された気球に乗っただけなので、それ
ほど高くは昇りませんでしたが、それでも見物人がずいぶんと小さく見えました。オ
ープンエアでこんな高いところまで来たのも(多分)初めてのことです。これからも
どんどん「生まれて初めて」の経験を楽しみたいものです。(黒田)

◎都道府県CIOフォーラム
http://itpro.nikkeibp.co.jp/99/jpgciof/index.html
◎バルーンフェスタin代々木
http://www.air-b.com/airb_new/tochigi/06_060714.html

■編集部からのお知らせ───────────────────────────

◎「編集部だより(8月後半)」公開中です。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/govtech/20070909/281505/
◎「e都市ランキング 2007」公開中です。
http://itpro.nikkeibp.co.jp//article/COLUMN/20070703/276536/

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