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 ネットワーク設定や管理における大半の作業は、nmtuiやnm-connection-editorによる対話作業で用が足りるだろう。しかし、設定作業を自動化するとき(例えば、kickstartファイル内で利用する)など、非対話的に設定したいケースもある。ここでは、そうした際に利用できるCLI(コマンドラインインタフェース)のツールであるnmcliの使い方を説明する。

 nmcliは豊富な機能を備えたコマンドであり、操作対象とサブコマンドを指定して利用する。構文は次の通り。

nmcli [全般的なオプション][操作対象][サブコマンド][[サブコマンドのオプション]...]

 図3のように「help」と指定することで、その場所に指定できる操作対象やサブコマンド、オプションについてのヘルプメッセージが出力される。

[root@rhel7rc ~]# nmcli connection show help [Enter]
Usage: nmcli connection show { ARGUMENTS | help }

ARGUMENTS := [--active]

List in-memory and on-disk connection profiles, some of which may also be
active if a device is using that connection profile. Without a parameter, all
profiles are listed. When --active option is specified, only the active
profiles are shown.
(以下省略)
図3●ヘルプの利用例

 nmcliの利用方法については、manページの「nmcli」に詳しい説明が載っているほか、manページの「nmcli-examples」に利用例が数多く記載されているので、参考になるだろう。なお、一意に決まる範囲で、オプションの名前を略記できる(connectionを「c」、showを「sh」など)。また、bashではnmcliのコマンドラインオプションについてTab補完機能を利用可能である*3

*3 RHEL 7のminimalインストールでTab補完機能をするには、bash-completionパッケージの追加インストールが必要。