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質問

 よくIT業界では、LaboとかR&Dといった名称で研究開発組織を設置したり、「20%ルール」などの名目で業務時間の一定割合を研究開発などに割り当てる話があったりします。弊社でも導入したほうがいいか迷っています。藤本さんのお考えをお聞かせください。

回答:やめときましょう

 最近「内容はまっとうかもしれないけれど、面白みに欠ける」と身近な読者に怒られましたので、少しだけ「やんちゃ」に書いてみます。本当にやんちゃに書くならば「本当にそこに熱意があるなら試してみるのもいいんじゃないでしょうかっ!以上っ!」ということになるのですが。

 ということで、否定的な回答タイトルにしてみました。特に研究開発組織に関しては、全てではないですが多くのケースでこの回答で間違っていないと思っています。ソフトウエアに携わる企業にとってLaboやR&D、研究所、研究開発組織などは設置しないほうがよいでしょう。響きは魅力的ですが、安易に始めるべきではないと私は考えています。

 しかし例外が2つあります。一つは十分に業界あるいは企業が成長し、長いスパンで(広い意味での)技術とそれに紐付いたプロダクトを開発でき、それらを活かす懐の広さが企業にある場合です。もう一つは、技術そのもので勝負をする、いわゆるテクノロジーベンチャーのケースです。