PR

質問

 とある会社でマネジメントに携わっています。歳を重ねるにつれ、新しい技術や出来事をキャッチアップすることが遅くなりました。新たな事象に直面しても感動することが減ってきているように思います。藤本さんは日々、好奇心のアンテナをどのようにして張ってますか?また、最近どのような事に感嘆されましたか?

回答:「不安」と「楽しさ」が起点です

 今回は、心構え的なご質問をいただきました。こういったものは三者三様、十人十色、百人百様の「正しい」ありようがあると思うので、開き直って筆者の思っていることを自由に書かせていただきます。若い読者の方にはそもそも質問からして実感が湧かなかったりするかもしれませんが、きっと10年くらいしたらきっと「あー、あったあった」と思うようになることでしょう、いやー、僕も年をとりました。

 で、こういった話題になるといつも思い出すのが、(最近はさすがにあまり聞かなくなりましたが)「エンジニア35歳定年説」について筆者の元上司が放った言葉です。もう15年以上も前ですが、当時無邪気に質問した筆者に彼は「35歳がどうこうと言うよりも、エンジニアとして学ぶことをやめたら、そのときが定年なだけ。なんとなくそれくらいの年齢でそういう人が増えるだけじゃない?何歳になろうと、ちゃんと学ぶ気持ちさえ忘れなければやっていける。そのはず。そうに違いない」というようなことを答えてくれました (詳細はさすがに忘れましたが、たぶんこんなニュアンスでした)。