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質問

最近はWearableとかIoTとか言っていますが、今後そのあたりの技術をどう考えていけばよいでしょうか?

回答

 もうこの連載も7回目ですが、たかだか数百文字でまっとうに回答を記述するという難しさを実感する今日このごろです、みなさまこんにちは。

 ということで、今回はちょっとだけ技術ネタです。ちょうどこの1カ月くらいで、スタートアップ企業のみなさまのプレゼンテーションを拝見する機会が何回かありまして、その中で一番に感じたことは、ハードウエアまで含めてサービスを提供する、している企業の活躍です。それだけ、個々のデバイス (今はスマートフォン経由が主です)がインターネットに接続することや、必要なら独自でデバイスをつくる、ということが当たり前のことになってきている、そしてその障壁が下がってきていることの良い証左なのだと思います。

 ですので、広くIoT(Internet of Things)といった考え方は「どうなるか、流行るか流行らないか」というよりも「自然にそうなるもの」として考えたほうがよいと思います。これは、イノベーションとしては破壊的なものではなく、今までの技術トレンドを線形に伸ばして考えるとそうなるからです。

 あくまで主観ですが、これがどういうことかというのを整理するために、今後インターネット関連産業における技術がどうなっていくかについて、ものすごく大きく、抽象的ですが、三つの観点で考えてみます。

 一つは、インターネットへの接続性で、これは今後も確実に (そして今までもそうであったように)、いつでも、どこでも、より速く、接続するようになるのはあまり反論がないところなのではないかと思います。「いつでも」はモバイルやpublic wifiの発展がより進むでしょうし、「どこでも」はインターネットに接続するデバイスが増えていく、そしてそれぞれの帯域、通信速度は目下5Gを始めとする規格の進歩を見ても、より速くなっていくのは確実だと考えてよいでしょう。また、バッテリーあるいは充電に関するイノベーションは、モバイルにおけるインターネット接続の在り方を大きく変えるかもしれません。