米アップルが、2014年9月19日に「iPhone 6」と「iPhone 6 Plus」を発売した。画面サイズの大型化や、最新の「iOS8」による新機能、米国で展開する新決済サービス「Apple Pay」など、「iPhone史上最大の進化を遂げた」とアピールする。

 ただし、全世界で見るとiPhoneは販売不振が指摘されている。スマートフォン市場のトレンドを採り入れた新型iPhoneにより勢力図はどう変化するのか、注目だ。対抗するサムスンやソニーは、スマートホームやライフログといったプラットフォームに新たな機軸を打ち出している。

 各社から新製品が相次ぐスマートウォッチ分野でもアップルは、2015年に腕時計型の「Apple Watch」を発売する。先行する各社がAndroid対応製品を投入する中、本命とみられるアップルがいよいよ参入したことで、今後の機能強化やユーザー囲い込みの競争が激しくなりそうだ。

 スマートフォンの価格競争が進み、中国メーカーの台頭が指摘される中、各社が打ち出した新製品の方向性にも注目が集まる。数年先のスマートフォン市場で覇権を握っているのはどこなのか。その未来像を探る。