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 植物工場への取り組みが盛んになっている。ICTを駆使した施設で栽培することで、様々なメリットが得られる。「安定的に野菜を生産・出荷できる」ほか、「機能性野菜を効率的に作り出せる」「無農薬で、出荷されたそのままの状態で食べられる」といったものだ。

 ICTの普及拡大によって大きく変化している分野の一つに農業がある。その典型例が植物工場だ。屋内の施設にセンサーを配備し、温度や湿度、CO2濃度といった環境情報をリアルタイムに測定。安定した栽培環境になるよう制御して、屋内で野菜や果物を作る。最近の動きでは2013年7月、富士通が半導体工場のクリーンルームを転用し、国内最大級の低カリウム植物工場にすると発表した。

 ほかにも西松建設が玉川大学と共同でサイテックファームという植物工場を運営するなど、取り組みが広がっている。千葉県・柏の葉キャンパスで、特定非営利活動法人(NPO)の植物工場研究会が運営している工場もその一つ(写真1)。農林水産省の補助を受けた事業として7棟の植物工場を展開している。

写真1●国内にも植物工場が増えてきた
写真1●国内にも植物工場が増えてきた
写真は柏の葉キャンパスにある植物工場研究会。
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