PR

ハード8部門中6部門で首位交代

 サービス、ハード、ソフトの分野別に見ると、最も変動が大きかったのはハード。8部門中6部門で1位が変わった。

 ハード分野では、富士通がデスクトップPC、ノートPC、PCサーバー、UNIXサーバー、ストレージの5部門で首位を獲得。同社はソフト分野でもデータベースソフト(オープン系)部門で1位となった。

 このほか、日本IBM、日本マイクロソフト、日本ユニシスがそれぞれ3部門で首位を獲得した。NECは前回に続いて、ネットワーク機器部門で王座を守った。

 今回、首位に就いた企業の顔触れを見ると、“復帰組”が多いのが特徴だ。

 今回首位が交代した14部門のうち、初栄冠に輝いたのはメインフレーム部門の日本IBMと、情報分析・意思決定支援ソフト部門の日本マイクロソフトのみ。残る12部門は全て、「2年ぶり」「5年ぶり」といった返り咲きの企業が首位に立った。システム開発関連サービス(情報サービス会社)部門で1位を獲得したリコーグループは2005年以来、9年ぶりの首位復帰だ。

「問い合わせへの対応」をより重視

 ランキングは「総合満足度」に基づく。評価項目(PCサーバー部門なら「ハードの性能・機能」「ハードの信頼性」など8項目)ごとに満足度のスコア(点数)を求め、そのスコアを「重視度」を使って加重平均して総合満足度を算出している。重視度は、各項目を「全回答者の何%が重視しているか」を表す(PCサーバー部門の「ハードの性能・機能」であれば、49.0)。

 この重視度の推移から、ユーザー企業のニーズの傾向が見えてくる。分野を問わず共通しているのは、「問い合わせへの対応」の増加だ。ストレージ部門では前回の53.6から58.6に、ERPパッケージ部門では同15.2から18.6にそれぞれ増加(図1)。システムの利用環境が大規模・複雑になり、問い合わせ対応の重要性が増していることが考えられる。

図1●「問い合わせへの対応」の重視度の変化
図1●「問い合わせへの対応」の重視度の変化
ハード/ソフトを問わず増加傾向
[画像のクリックで拡大表示]