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 こうした動きを精力的に牽引しているのが、アメリカからの自称「QAカウボーイ」たち、Robinson Tryon氏とJoel Madero氏です(写真1、今回は参加していませんでしたがJay Philips氏も)。彼らを主体にして、本カンファレンスではQAをテーマとしたセッションが複数行われました。

写真1●QAカウボーイ、Joel Madero氏(左)とRobinson Tyron氏
写真1●QAカウボーイ、Joel Madero氏(左)とRobinson Tyron氏
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 ひとつの大きなトピックはバグ報告システムについてです。LibreOfficeでは歴史的理由により、freedesktop.org(fdo)という団体がホストしているBugzilla(以下fdo Bugzilla)を利用しています。

 しかしfdoのインフラに相乗りしているため、fdoがメンテナンスしている他のモジュールと検索結果が混じって見にくかったり、またバージョンを上げたり、独自の改善をしたりといったことがしにくい問題があります。そして現在のfdo Bugzillaはお世辞にも一般のユーザーに分かりやすいとはいえません。

 現状LibreOfficeでは、エンドユーザーにも分かりやすいBug Submission Assistant(BSA)というシステムを用意し、ここからfdo Bugzillaに投稿できるようにしています。可能であればBugzillaに手を入れ、不具合の検索も登録もBSAのような分かりやすいインターフェースになればより望ましいといえます。