PR

 そこで現在、TDFのインフラでBugzillaを独自に立ち上げて改善しようという計画が立ち上がっています。既存のバグについてどうするかといったことや、どこまで独自に機能を盛り込むのかといった内容であり、まだまだ詰めることはあるようですが、本カンファレンスのQA Roundtableでも活発な意見交換がされました。

写真2●QA Roundtableが終わった後もそれぞれに熱心に議論は続く
写真2●QA Roundtableが終わった後もそれぞれに熱心に議論は続く
[画像のクリックで拡大表示]

 BSA自体ももっとシンプルに、ウィザードのようにYes/Noの質問で答えられるように改善すべきであるといった意見も出ました。フランスチームはBSAをローカライズしてBugzillaの代わりにフランス語メーリングリストに投稿するようにしており、フランス語ユーザーが簡単にバグを報告できるようになっています。これを他の言語コミュニティー(日本など)でも展開しようという提案がありました。

 その他、手動テストのテストケース・結果管理ツールであるMozTrapのローカライズや、コンパイル済みバイナリーをgitリポジトリーに置くことでバグの混入時期を二分探索で突き止めるbibisect(binary bisect)などの仕組み/インフラ面なども議論されました。

 また、ユーザーから報告されたバグの再現性を確認して情報を補って開発者に送る「バグトリアージ」はオフラインのイベントが効果的であり、特に大学などとコラボレーションすればよいといったコミュニティービルディングの発表や議論も多数ありました。