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 今回、様々なインフラ技術者に話を聞いているが、そのなかで一番年長の技術者が久保 幸夫氏だ。鉄道系情報システムの会社勤務の後に独立。現在、トライアングルエレクトロニクスの代表を務め、IT教育関連の講師や原稿執筆、プログラムの受託開発を行っている。久保氏のお話は、まだ社会インフラがネットワーク化されていなかった時代から始まる。

(聞き手は久保田 浩=日経NETWORK


これまでどのような勉強をしてきたか、教えてください。

 学生時代は電子工学を学んでいました。まだ当時は情報系やネットワーク系の学科はありませんでした。電子工学のなかで、プログラム系を学んだりしていた時代です。8ビットマイコンがブレークした頃に大学に入学しました。

写真●トライアングルエレクトロニクスの久保 幸夫氏
写真●トライアングルエレクトロニクスの久保 幸夫氏
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 通信について学んだのは、就職してからです。鉄道系システムの保守やメンテナンスをする会社に就職しました。まだスタンドアローンのシステムが全盛の時代で、パンチテープなどを使ってメインコンピュータにデータやプログラムを読み込ませていました。その後、集計装置や磁気カードなどが出てきて、段々とネットワーク化が進んでいきました。