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 本連載では、米Appleのハードウエア、ソフトウエア技術とAppleのビジネスとの関係についての話題を解説していく。新製品については、単純なレビューではなく、その製品ならではの注目すべき技術や、Appleのラインアップの中での位置づけ、あるいは米国に在住する筆者の生活者の視点でのインパクトについて紹介していきたい。

 前回はiOS 8の「通知センター」について解説した。今回のテーマはRetinaディスプレイを搭載するとみられる「新型MacBook Air」についてだ。既にAppleウオッチャーの間では様々な意見が出ている(関連記事:噂の12インチMacBook Airに寄せる期待と不安)が、私の見方も書いておく。

 2015年年明け第1週の米国時間1月6日ごろから、Appleが今年発売するとみられている新型MacBook Airに関する噂と、CGレンダリング処理で制作された“予想”の製品画像がApple情報関連Webサイト「9to5Mac」で報じられた(写真1、関連記事:Apple、12インチの新型MacBook Airを発売か)。

写真1●Apple情報関連Webサイト「9to5Mac」が報じた「新型MacBook Air」に関する記事と画像
写真1●Apple情報関連Webサイト「9to5Mac」が報じた「新型MacBook Air」に関する記事と画像
出典:9to5Mac http://9to5mac.com/2015/01/06/macbook-air-12-inch-redesign/

 日ごろAppleのニュースを追いかけている方々なら、にんまりするかもしれない。折しも、米ラスベガスでは世界最大の家電展示会「2015 International CES」が開催されているタイミング。AppleはCESに出展していないのだが、この“リーク”に近い形で出たAppleの新製品の情報は、CESで盛り上がるメディアの誌面スペースと読者の関心を、一定量Appleに向けさせることに成功している。

 そうしなければならない理由もなくはない。ウエアラブルデバイスの新製品が多数登場しているなかで、購入意向や関心の落ち込みが見られる「Apple Watch」の競合から少しでも意識をそらそうという狙いがあるかもしれない。

 そのApple Watchは2015年3月末から発売されるとみられている。そして、刷新の噂が出たMacBook Airは、6月のWWDC(世界開発者会議)でのリリース、あるいは、それ以前のリリースになるとも言われている。