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 米Appleの「Apple Watch」が発売されて、レビュー記事が多く出回ってきた。しばらく、このデバイスそのものに「慣れる」期間をおきつつ、面白いアプリや活用の方法などが現れてくるだろう。

 Appleは去る2015年4月27日(現地時間)に、2015年第2四半期の決算を発表した。中国の旧正月のシーズンを含み、中華圏の売上高のみが前期比でプラスとなり、中国市場での成長がフォーカスされた決算となった(関連記事:Appleの1~3月期決算はiPhone好調で増収増益、株主還元策の拡大も)。

 大まかにまとめると、「中国市場での成長がけん引」に加えて、「iPhone中心のビジネス」「iPadの不調」「未知数のApple Watchを含むその他のビジネス」という4つのポイントがある。

 iPadについては、iPhoneの大型化、MacとiPhoneの親和性の向上によって、Apple自らがiPadの市場価値に侵食しているような印象を受ける。他方で、例えば日本郵政グループ・IBMと組んだ日本の高齢者向けのサービスへの取り組みを発表するなど、iPadの新たな活用法を模索する動きも見られる(関連記事:日本郵政、Apple、IBM、日本の高齢者向けサービスの向上で提携)。

2014年に買収したBeats Electronics

写真1●ヘッドフォン「Beats Solo2 Wireless」のApple Store限定カラー。iPhoneのカラーリングに合わせることができる
写真1●ヘッドフォン「Beats Solo2 Wireless」のApple Store限定カラー。iPhoneのカラーリングに合わせることができる
(筆者撮影)
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 このコラムで前回触れた通り、次の大きなイベントは6月に予定されている「世界開発者会議(WWDC 2015)」となる。ここで注目されている新しいサービスの一つに、音楽がある。

 Appleは2014年5月に、ヘッドホンやスピーカーのメーカーとして人気がある米Beats Electronicsを30億ドルで買収した(関連記事)。既にApple Storeでも、これまで以上にBeats製のオーディオ機器が販売されている。最近ではヘッドホンに、iPhoneのカラーリングに合わせたシルバー、ゴールド、スペースグレーのカラー展開も始めた(写真1)。デザインの良さや限定モデルの豊富さ、アーティストからの支持も、Beatsの人気を支えている。