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 米Microsoftは2015年7月29日に全世界で、最新のOSとなるWindows 10をリリースした(関連記事:Windows 10の提供開始。ビルド「10240」が製品版に)。

 これまでのリリースとは少し様相が異なり、落ち着いたリリース日を迎えることになった。というのも、Windows 7/8/8.1ユーザーに対しては、リリースから1年間、無償でアップグレードを提供することになったからだ。

画面●Windows 10の無償アップグレード予約をしたところ
画面●Windows 10の無償アップグレード予約をしたところ
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 Windows 10は、開発者向けの「Windows Insider Program」参加者から優先して配信される。一般のWindows 7/8/8.1ユーザーは、アップグレードの「予約」を行い、順番を待つことになる(画面)。

 Windowsは10億台を抱える世界一のプラットフォームだ。全てのユーザーが一気に押し寄せて3Gバイトほどのファイルをダウンロードする事態を避けようとしている。

 今後はWindowsのメジャーバージョンアップという考え方がなくなるという。最新のアップデートを受け取りながら利用できるようになる。

注目点は、すべてのデバイスの統合

 Microsoftにとって、Windows 10への無償アップグレードは戦略の大転換と言える。しかしそれ以上に筆者が注目しているのは、あらゆるデバイスがWindows 10プラットフォームに統合される点だ。PC、タブレット、スマートフォン、Xbox、そしてIoT(Internet of Things)機器に至るまで、Windows 10が動作するというのだ。

 Windows Storeからダウンロードできるアプリ(ストアアプリ)は、各デバイスで実行させられる。例えば、Microsoftのヘッドマウント型デバイス「HoloLens」や、基板型のコンピュータ「Raspberry Pi」も、対象デバイスに加わる(関連記事:ラズパイで動くWindows 10でクラウド連携を試してみた)。