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 前回は、米Appleの「iMac」シリーズの刷新について触れた。21.5型は初めてRetina 4Kディスプレイを搭載した最上位機が設定された。加えて27型はRetina 5Kディスプレイ搭載機に統一された。

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 新機種と組み合わせる入力デバイスが久しぶりに刷新された点も重要だ。これらキーボード、マウス、トラックパッドを含む「Magic」シリーズについて取り上げる。

 Appleは従来から入力デバイスの開発に注力してきた。「iPhone」シリーズは、スマートフォンを指で操作するというスタンダードをいち早く提案し、新しい入力手段を差異化につなげた。

 さらにAppleは、音声認識の「Siri」、指紋認証の「Touch ID」、感圧タッチの「Force Touch/3D Touch」と、iPhoneやiPadに新しい入力インタフェースをほぼ2年おきに導入している。インタフェースを手掛かりにしてAppleらしい体験を創り出す仕組みを継続していると言える。

乾電池を排したMagicシリーズ

 そうした中で、最もオーソドックスなPC向け入力インタフェースであるキーボード・マウス・トラックパッドは、それぞれMagicの名を冠したBluetooth搭載のモデルに統一された。「Magic Keyboard」(Apple StoreでのWeb直販価格は1万1800円、税別)、「Magic Mouse 2」(同9500円)「Magic Trackpad 2」(同1万4800円)が、新たに発売された。

 シリーズの共通点は、これまで電源として利用してきた単3形乾電池をやめて、リチウムイオン電池に変えたことだ。特に、電池を収める筒の直径で傾斜角が決められてきたキーボードとトラックパッドは、より薄型化され、傾斜角が緩やかになった。

 これにより、デスク面をより自然にパームレストとして利用することができ、筆者にとっては好みの角度となっている。ちなみに、キーボードとトラックパッドは従来も傾斜角を合わせていたが、今回の新製品でも2つの角度はピッタリ合っている。