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 今回は、iOS 8のキーボードの話をおさらいしたい。

 スマートフォンでは、写真やビデオを手軽に撮影することができ、メッセージやLINE、Instagram、YouTubeなど、共有する手段も豊富に用意されている。非言語で手軽なコミュニケーションの領域が広がる一方で、閲覧する情報、やりとりする情報の多くはまだまだ文字が多い。

 筆者が米国と日本でiPhoneを利用していて、大きな違いとして感じているのは文字入力だ。米国では英語を入力する人がほとんどなので、iPhoneやiPadの設定は、英語キーボードさえあれば問題ない。ところが日本人の場合、日本語を入力するためのキーボードを利用しなければならず、切り替えながら使う。

 最近でこそ、海外でも絵文字が使われるようになったため、英語キーボードと絵文字キーボードの切り替える場面を見かけるようになった。だが、文字入力に関して、やはり日本の人たちの方が敏感だと思った。

原稿用紙数枚分の文字入力を効率化したい

 皆さんは、スマートフォンのキーボードから1日に何文字を入力しているだろうか。

 例えば、仲の良い友人5人とそれぞれLINEやFacebook、iMessageなどでチャットをしている場合を考える。1回当たりのメッセージが20文字と短くても、1人当たり20通送っていれば、合計2000文字ということになる。400字詰め原稿用紙5枚分だ。

 TwitterやFacebookにそれぞれ1日5回投稿する場合、平均80文字程度だとしても、合計800文字になる。加えて仕事のメールの返信を短く5通返したら、200文字×5通で1000文字、といったところだろうか。

 しかしながら、こうした文字数を必ずしも全て入力しているわけではないはずだ。日本語入力にはiPhone以前の、ケータイのダイヤルキーを使っていた時代から「予測変換」が備わっている。最初の1文字を入力するだけで変換候補が現れ、それを選択すれば入力できる仕組みである。