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 2014年は、プログラミングが関わるコンテストやハッカソンが多数開催され、いずれも盛況だったようです。2015年もたくさんのイベントが開催されるでしょう。

 プログラミングという分野に限りませんが、コンテストへの参加は、自分のスキルや作品を披露する格好の機会となります。スキルアップや作品づくりに対するモチベーションを高めるのに効果的です。仮に入選すれば、大きな喜びにつながるだけでなく、社会的な評価も得られます。

 一方、コンテストを開催する側にとっても、特定の技術やアイデアを公募することで、優れた人材を発掘したり、新商品や新サービスのヒントを得たりすることができます。またコンテスト自体が話題になれば、その技術やテーマに関する市場での認知度向上や市場拡大を期待できるでしょう。

 興味深いのは、単にプログラミングの技術を競うのでなく、ビジネスモデルとでもいうべき、プログラムの活用アイデアを競い合うケースが増えている点です。しかも、IT系の企業やコミュニティだけでなく、一般企業や官公庁、自治体などがコンテストを開催するケースが目立ってきています。

 例えば総務省とオープンデータ流通推進コンソーシアムは昨年、「オープンデータ・アプリコンテスト」を実施しました。7つの実証実験が提供するオープンデータ(自治体行政情報、観光情報、防災情報、公共交通情報など)の活用をテーマにしたアプリ開発コンテストです。金沢市や岡山市、横浜市のように、地域の魅力をアピールしたり、市民や観光客が便利に使えるアプリの開発コンテストを実施する自治体も増えています。

 また東京メトロは、地下鉄の列車の位置や遅延時間などをオープンデータとして公開し、このデータを利用したアプリのコンテストを開催しました。列車などの情報をオープンデータとして公開した場合にどのような活用が可能かを探るのが狙いでしょう(関連記事:東京メトロ「オープンデータコンテスト」、281件の応募)。