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 「Microsoft Loves Linux(MicrosoftはLinuxを愛している)」。米MicrosoftのCEO(最高経営責任者)、Satya Nadella氏は、2014年10月に米国サンフランシスコで開催したメディア向けイベントでこう宣言した。2001年にMicrosoftの前CEO、Steve Ballmer氏が「Linux is a Cancer(Linuxは癌)」と発言してその存在を排除しようとしていたころから14年がたった今、LinuxやOSS(オープンソースソフトウエア)は同社のビジネスにとって欠くことのできないピースになっている。

 本稿タイトルの「Everyone Loves Linux」は言うまでもなく、Nadella氏の発言をもじってつけたものだ。筆者にとって、Microsoftのトップから発せられたこのフレーズは、とてもインパクトのあるものだった。同社の戦略にとどまらず、ITに関わるすべての企業やエンジニア、個人ユーザーにとって、Linux/OSSの位置付けが、大きく変化していることの象徴のように思える。

 2015年は、ITに関わる誰もがLinuxやOSSを利用する機会が増え、その重要性も高まる年になる。

 企業システムでは、クラウド利用の拡大や、スマートホン/タブレットなどのマルチデバイス活用の広がりを背景に、そのインフラにはよりオープンな技術が求められるようになっている。2015年、企業システムインフラにおける最新技術をけん引するのは、LinuxやOSSである。

 また電子工作のようなモノ作りの分野では、趣味として楽しむ個人から、組み込みシステムなどを手掛ける企業や団体まで、LinuxやOSSの可能性や楽しさに触れる人が増えるだろう。

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