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 第1回では、モバイル機器の最新機種に対する購買意欲が、ほかの国や地域と比べてかなり低い日本市場の様子を解説した。最近のスマートフォン(スマホ)は十分に高性能で、3年前の機種でも実用上で困らずになってきたためだ。そこで第2回では、日本人の購買意欲を高める方法を考えてみたい。

新品大好き日本人、中古市場は盛り上がらず

図1●現在使用している携帯電話の購入もしくは入手は新品か中古のどちらか?
図1●現在使用している携帯電話の購入もしくは入手は新品か中古のどちらか?
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 みなさんは携帯電話を買い替えた後、それまで使っていた旧機種をどのように処分しているだろうか。 筆者は、机の引き出しに保管している。いわゆる「ガラケー」の時代から約10年の間使用していた端末や、趣味でスマホ向けアプリを開発していたころにテスト機として購入した端末など、約10台を保管している。使い道が無くなった今、ネットオークションで売ろうとも考えたが、旧機種なのでなかなか買い手がつかないと考えられる。処分するメリットを感じず、結局そのまま保管している。

 図1は、現在使用している携帯電話の端末を新品で入手したか、中古を入手したか、国ごとに比較したものである。日本の場合は97%が新品での入手。それに対して、他の調査対象国では、中古利用者は10~15%となっている。