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 「世界モバイル利用動向調査2015」(以下、モバイル動向調査2015)をひもとく連載の最終回は、「IoT(Internet of Things)」の日本市場における現状と、一般消費者の意識について読み解きたい。IoTが普及すればその名の通り、モノとモノがデータをやり取りし始め、新たなサービスが生まれる。やり取りされるデータの中には、利用者の情報も含まれる。利用者の情報はIoTの普及にどのように関与するのかも探ってみる。

IoTへの関心は高い

 IoTが普及するには、身の回りにある様々な「モノ」がネットワークに接続される必要がある。そこで身近な「モノ」が接続されているかどうかを調査した。つながりやすそうなテレビなどの家電やゲーム機について調べた結果を図1に示した。

図1●所有または利用できるものは?
図1●所有または利用できるものは?
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 日本ではイギリス、フランス、ドイツに比べて、ゲーム機やテレビはインターネットにあまり接続されていない。第3回で解説したように、日本ではスマホのゲーム利用の割合がイギリス、フランス、ドイツに比べて高いことが少なからず影響していると考えられる。