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 国内PCメーカーとしてパソコン市場のシェアを2分するNECパーソナルコンピュータと富士通が、異なる戦略を打ち始めた。

 富士通は、2013年度から、「春」「夏」「秋冬」と呼ばれる年3回にわたって行われてきた全モデルのラインアップ一新による新製品投入をとりやめる一方、女性向けやアクティブシニア向けといったターゲット層を明確化した製品投入を開始している。

 これに対して、NECパーソナルコンピュータは年3回の新製品への一新というサイクルを従来通り継続。さらにライフスタイル別の提案をする製品戦略を加速する。

 なぜ、両社の方針に差ができたのだろうか。

「CPUの進化とHD容量変更だけで新製品とする手法に疑問」

 富士通の齋藤邦彰執行役員常務は、「今後は、春モデル、夏モデル、秋冬モデルという年3回の新製品投入サイクルにはこだわらない」と明言する。

 実際に同社は2013年度、シーズンごとの新製品投入時期に全モデルを一新するという方法を取りやめ、一部製品を継続モデルとして販売している。