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 2015年10月7日から10日まで4日間にかけて、千葉・幕張メッセでIT・家電の総合展示会「CEATEC JAPAN 2015」が開催された。米ラスベガスで開催される「International CES」や独ベルリンで開催される「IFA」などが盛り上がる一方で、CEATECはここ数年地盤沈下が懸念されてきた。しかし今年のCEATECは注目製品や機器が多数展示され、近年にない盛り上がりを見せた。そこで今回は、CEATECで注目を集めた新製品や参考展示製品をピックアップして紹介しよう。

シャープ「ロボホン」が世界を席巻する!?

 シャープのブースでは、8K相当の解像度を実現した「AQUOS 4K NEXT」の70インチモデルをつい先日発表したことや、2016年にBS/CS放送で4K/8Kの試験放送がスタートすることもあって、「8K」を前面に押し出していた。それ以外にもミラーディスプレイやシースルーディスプレイなどを展示しており、多くの来場者の注目を集めていた。しかし来場者の期待と興奮を一手に引き受けたのは、テレビなどでも話題になった「RoBoHon(ロボホン)」だといっても過言ではないだろう。

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「8K」を前面に押し出していたシャープブース
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「8K」を前面に押し出していたシャープブース
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「8K」を前面に押し出していたシャープブース

 ロボホンはロボットと携帯電話が一体化したもので、画面のタッチなどで操作する現在のスマートフォンとは違う、全く異なるアプローチのスマートフォンと言える。

シャープが2016年前半の発売を予定しているモバイル型ロボット電話「RoBoHon(ロボホン)」
シャープが2016年前半の発売を予定しているモバイル型ロボット電話「RoBoHon(ロボホン)」
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 ロボットクリエイターの高橋智隆氏(ロボ・ガレージ代表取締役)と共同で開発したもの。デアゴスティーニ・ジャパンの「週刊ロビ」で販売されている「ロビ」や、タカラトミーの「Robi jr.(ロビジュニア)」にも似た、愛らしい風ぼうをしている。

 重さは約390gと携帯電話としては重いが、高さ約19.5cmとコンパクトなサイズで二足歩行が可能になっており、LTE・3Gのモバイル通信にも対応しているというのだから驚きだ。

 電話の着信があると、電子音とともに「電話だよ~」というロボホンの声が聞こえてくる。背中に搭載した約2インチのタッチパネル液晶で着信ボタンを押すとロボホンがバンザイの姿勢になり、顔の近くに持ってきて通話ができるようになる。

音声コミュニケーションができる
音声コミュニケーションができる
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充電台に設置したところ
充電台に設置したところ
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 開発中なので詳細は不明だが、バッテリーは1日持つぐらいにしたいとのこと。頭の部分にカメラとプロジェクターを内蔵しており、カメラで撮影した写真をテーブルの上や壁などに投影して表示することもできる。

背中に約2インチのタッチパネル液晶ディスプレイを搭載する
背中に約2インチのタッチパネル液晶ディスプレイを搭載する
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通話時にはこのような体勢になる
通話時にはこのような体勢になる
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 RoBoHonの開発はCEATEC開幕前日の10月6日に発表されたが、国内だけでなく海外のメディアにもかなり注目されたとのこと。現状では日本語のみの対応だが、反響を受けて英語版などの開発も検討するとのことだった。どのキャリアで販売されるのか、SIMフリー版は販売されるのか、価格はどのくらいなのかなど不明点は多いが、来年前半の登場を待ち望みたい。