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キーボード&手書きもAndroidに軍配

 YOGA BOOKのキーボードはセンサータイプ。タブレット用だけに打ち心地はパソコン用のキーボードにかなうはずもなく、僕の感覚では頑張っても7~8割の速度しか出ないし、タイプミスも増える。

 しかし、それこそがAndroid版をお薦めする第2のポイントでもある。そもそも、Androidタブレットはキーボードを使わないことが前提なのだ。そう考えると、やや使いづらいとはいえ専用のキーボードがありがたく思えてくる。

 これに対して、Windows版だとどうしてもキーボードとタッチパッドが欲しくなる。その理由は、タッチだけで操作するピュアタブレットがほとんど姿を消し、「Surface」のようにキーボード&タッチパッドがセットになったモデルが人気を集めている現状からも分かる。

 実際に使い込んでみると、Android版ではありがたいと思えるキーボードが、Windows版ではストレスになるのだ。また、タブレットスタイルで使う機会も、Android版ではそれなりにあるが、Windows版にはほとんどない。Windows用アプリにはタッチ操作でも使いやすいものが少ないからだ。

 手書きもしかり。Windows版では「OneNote」や「MS Office」に加え、一部の手書きアプリが使える程度だ。一方のAndroidには手書き対応のアプリが多数あり、その数を比較するとWindows用よりはるかに多い。

 しかも、Android版には手書きアプリの「Note Saver」が標準でインストールされている。実は、YOGA BOOKのキーボードにはギミックがあり、右上にあるペンのボタンを押すとキーボード全体を手書きパッドとして使える「ペンモード」に切り替わるのだが、このペンモードを使うにはNote Saverが最適なのだ。Note Saverはペンモードに切り替えるだけで自動で起動し、すぐにメモできる。

 また、YOGA BOOKはキーボードの上に紙を置き、付属のデジタイザーのペン先をボールペンに交換して手書きすると、その内容がそのまま液晶部分に反映される機能がある。僕は最初キーボード上に文字を書くのに違和感があったのだが、この機能は便利と言わざるを得ない。

 Windows版でも「OneNote」などで同じような使い方ができるのだが、やはりNote Saverのほうが使い勝手は良かった。

「リアルペン」と呼ばれるデジタイザーが付属する
「リアルペン」と呼ばれるデジタイザーが付属する
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「Excel」などでもAndroid版を使えば描画は可能だ
「Excel」などでもAndroid版を使えば描画は可能だ
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ペン先はキャップを使って簡単に交換できる
ペン先はキャップを使って簡単に交換できる
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紙に手書きするとデータ化される機能は便利だ
紙に手書きするとデータ化される機能は便利だ
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