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Kindle開発者が電子書籍の未来を予言

 米アマゾン・ドットコムの電子書籍リーダー「Kindle」の開発に携わった著者が、Kindle誕生の舞台裏や電子書籍と読書の未来を描いた作品。興味深いのは著者と読者が意見を交わしながら、電子書籍の内容を絶えず変更していく「Reading 2.0」という概念だ。例えば、話の展開が微妙に異なるパターンAとBの内容をテストし、評判が良かった方を正式版にするといった手法が使われるという。

 著者はあらゆる電子書籍が相互にリンクを設定することで、究極的には世界には1冊の本しか存在しなくなると予言する。そして、現時点でそれができる可能性があるのは米グーグルだと述べる。


本は死なない
ジェイソン・マーコスキー 著
浅川 佳秀 訳
講談社発行
1728円(税込)