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写真1●CentOS 7のデスクトップ
写真1●CentOS 7のデスクトップ
パネルが上下にある基本構成はCentOS 6.5と同じ。「アプリケーション」メニューからFedoraやUbuntu GNOMEと同じ「アクティビティ」画面を呼び出せる。
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 CentOS 7は、米Red Hat社の商用Linuxディストリビューション「Red Hat Enterprise Linux 7(RHEL)」のクローンOSだ(写真1)。RHEL 7の登場から約1カ月後の2014年7月7日に公開された。Linuxカーネルをはじめとする主要なソフトのバージョンアップやシステム管理サービス「systemd」への移行などが目玉だ。実際の利用シーンでメリットはあるのか。ファイル共有と起動速度のベンチマークテストで検証した。

ネット使用時のサーバー負荷低減

 CentOS 7では採用するLinuxカーネルのバージョンがCentOS 6.5の2.6.32から長期サポート版の3.10.0に更新された。Linuxカーネルはバージョン2.6.35以降でネットワーク負荷を低減する機能を取り入れている。そこでファイル共有における改善を想定し、ネットワーク経由でファイルを書き込むベンチマークテストを実施した。Windowsファイル共有ソフトの「Samba」を導入。CentOS 7 LiveCDのISOイメージファイル(サイズは687Mバイト)をWindowsクライアントからギガビットイーサネット経由で書き込む際のCPU使用率を測定した。