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 そしてマイナポータルでは、Javaアプレットを採用。WindowsとMacの双方に対応させている。

図●マイナポータルのログイン認証のソフトウエア構成
図●マイナポータルのログイン認証のソフトウエア構成
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 では、ブラウザーとJ-LIS提供の利用者クライアントソフトを使わず、ネイティブアプリを使う方法があるのか。選択肢の一つに、J-LISが提供するSDK(ソフトウエア開発キット)を使い、ソフトウエアにJPKI機能を組み込む手法がある。

図●JPKIの機能を組み込んだネイティブアプリ(Javaアプリ含む)のソフトウエア構成
図●JPKIの機能を組み込んだネイティブアプリ(Javaアプリ含む)のソフトウエア構成
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 例えばGMOグローバルサインは、JPKIの機能を組み込んだJava実行ソフトを開発。Javaアプレットの後継技術である「Java Web Start」を使い、ブラウザー経由でJPKIの機能を使えるようにした(ITpro関連記事:マイナンバーカードのJPKI、証券会社やMVNOの利用拡大も)。

図●GMOグローバルサインが提供する「マイナンバー制度対応オンライン本人確認サービス」のソフトウエア構成
図●GMOグローバルサインが提供する「マイナンバー制度対応オンライン本人確認サービス」のソフトウエア構成
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 J-LISは2017年1月12日までに、Javaのほか、Win32、Win64、AndroidのネイティブアプリにJPKIの機能を組み込めるSDKを開発済みである(iOSは現時点で、NFC機能を一般のアプリに公開していない)。ただし、Macについては「macOSのバージョンアップへの追従などで相当な開発・保守工数がかかると見込まれ、現在は非対応」(J-LISの担当者)という状況だ。

 このため、Mac上でマイナンバーカードのJPKI機能を使うには、利用者クライアントソフトを使うにせよ、SDKでネイティブアプリを開発するにせよ、Java実行環境を組み込まざるを得ない、というのが実情である。