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写真●「LINE Pay カード」を発表するLINE取締役CSMO(最高戦略マーケティング責任者)の舛田淳氏
写真●「LINE Pay カード」を発表するLINE取締役CSMO(最高戦略マーケティング責任者)の舛田淳氏
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 「我々はMobile FinTech(モバイルフィンテック)の分野をリードしていく」(LINE取締役CSMOの舛田淳氏)

 LINEは2016年3月24日、約1年半ぶりとなる事業戦略発表会「LINE CONFERENCE TOKYO 2016」を開催した。同カンファレンスで最後に登壇したLINEの舛田氏は、拡張するLINEのエコシステムで「決済」の重要性を強調し、同社が提供している決済サービス「LINE Pay」の新たな取り組みを発表した。それがジェーシービー(JCB)との提携だ。

 LINE Payは同日よりJCBの加盟店約3000万店舗で利用できるプラスチックカード「LINE Pay カード」の発行を始めた。LINE Payは前回開催した「LINE CONFERENCE TOKYO 2014」で発表した決済サービス。この約1年半の間、LINEユーザー同士の個人間送金や、スタートトゥデイが運営するアパレルECモール「ZOZOTOWN」やファストファッションの「FOREVER21」のECサイトなど、主にオンライン決済での利用シーンを広げてきた。JCBとの提携は、オフラインでの利用環境を大幅に広げることになる。

 同日のカンファレンスでLINE代表取締役CEO(最高経営責任者)の出澤剛氏はLINEを従来のメッセージサービスを超えた「スマートポータル」に育てると大々的に打ち出した。このスマートには「賢い」「スマートフォン」という意味を込めたという。だが、LINE Payはこのスマートポータルのコンセプトに逆行するとも見える、物理的なカードを出す決断を下した。

 例えば、同じメッセージサービスである中国のWeChatの決済サービス「WeChat Payment」や、中国最大手の決済サービス「Alipay」が提供する決済サービスではQRコードを用いてスマホだけで完結する決済環境を整えている。

 だが、LINE Payは物理的なカード発行という選択肢に打って出た。

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