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 新生LINE Payは、JCBとの協業によるプラスチックカード発行によってオフライン決済環境を一気に拡大したほか、チャージしたお金を引き出せる。三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行、りそな銀行、埼玉りそな銀行との提携で銀行口座から無料チャージできるほか、ジャパンネット銀行はチャージ専用口座の開設を2016年3月24日より始めた。

 今後、横浜銀行、滋賀銀行、伊予銀行、百五銀行、十六銀行などの地方銀行との提携も進めていく予定。2016年6月からはローソンの全国約1万2000店舗の店頭でチャージできるようになり、同時に開始した還元率2%のポイントプログラム「LINEポイント」との組み合わせによって、ポイントの現金化も可能にした。

 チャージや決済できる環境の拡大、そして現金と変わらない利便性。従来、弱点と指摘されてきたほぼすべての課題を、時代に逆行する選択肢で解決してみせたといっていい。

 「将来的にはキャッシュレス、ウォレットレス。当然、物理的なものはすべて無くなったほうがいいと考えている」(LINEの舛田氏)。LINEは、メッセージアプリの開始するタイミングやテレビCMの展開、プラットフォーム化など、機を見るに敏。今回のLINE Pay カードも、理想は理想として置いておきながら、極めて現状を冷静に見たうえで繰り出してきた打ち手といえる。