PR
写真1●IVSで行われたピッチコンテスト
写真1●IVSで行われたピッチコンテスト
[画像のクリックで拡大表示]

 2016年5月末に宮崎市で開催された、ベンチャー企業やベンチャーキャピタリスト(VC)向けの招待制イベント「Infinity Ventures Summit(IVS)2016 Spring Miyazaki」では、恒例のピッチコンテスト「Launch Pad」が行われた(写真1)。

 IVSのLaunch Padはベンチャー企業の登竜門として知られており、登壇後に活躍する企業が多い。過去には、クラウドソーシングサービスの「クラウドワークス」やクラウド会計サービス「freee」、ネット上で駐車場の空きスペースを仲介する「akippa」などが優勝している。

 今回登壇したベンチャー企業は14社。毎回、IVSのLaunch Padでは、その時期のトレンドを反映した製品やサービスが並ぶが、今回はB2BやVR(仮想現実感)/AR(拡張現実感)関連が目立った。

 そのなかで優勝したのは、クラウド労務管理サービス「SmartHR」(開発企業はKUFU)だった。同サービスは、企業が行う社会保険や雇用保険といった手続きを自動化するためのクラウドサービス。総務省のe-Gov APIとの連携により、Webサイト上から役所への申請も可能にしている。

 続く2位は、触感型ゲームコントローラ「UnlimitedHand」(H2L)。

 UnlimitedHandは、腕に巻いた装置に内蔵されたモーションセンサーと筋変位センサーによって、ユーザーの手の動きを入力手段として活用できる。また、電気刺激によって、ユーザーの手の筋肉を収縮させることで触感を与えることで、AR/VR向け端末としての活用が想定される。

 3位は身の回りモノとWebサイトを結びつけるカード型端末「SmartPlate」(アクアビットスパイラルズ)。

 SmartPlateは、ICチップを内蔵した「実在するモノのブックマーク」と呼べるカード型端末。スマートフォンをかざすと、あらかじめ指定したWebサイトやFacebookページ、Twitterタイムライン、LINEアカウント、動画、地図、連絡先、電話番号などに誘導される。 

 4位は同点が3者。ナレッジ・シェアアプリ「TANREN」(TANREN)、チャットを活用した弁護士相談アプリ「弁護士トーク」(弁護士トーク)、画像認識技術を活用した運転支援システム「Pyrenee Drive」(Pyrenee)だった。

 このほか今回発表されたのは、以下の8サービスである(カッコ内は開発企業名)。

HackforPlay(ハックフォープレイ):ゲームを通してプログラミングを習得するサービス

CallConnect(セルフリー):短時間で顧客対応などの電話窓口を開設できるサービス

SCOUTER(RENO):友人や知人を紹介することで報酬が得られるソーシャル・ヘッドハンティングサービス

ブクマ!(Labit):出品作業を簡略化した、本のCtoCフリマサービス

ウリドキ(ウリドキネット):ネット買い取り時の価格を比較し、販売依頼まで可能にするサービス

BitStar(Bizcast):YouTuber(動画投稿サイト上の表現者)と企業間のマッチング・プラットフォーム

InstaVR(CANDLIFY VR Technologies):VRアプリを制作するためのクラウドツール

みるボックスタッチ(WHITE):タップやスクロール、スワイプなどタッチ式のユーザーインタフェースを搭載したダンボール製VRゴーグル