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 レノボ・ジャパンが市場シェア拡大に向けて攻勢に出た。2016年6月28日に、同社が注力するハイパーコンバージドアプライアンスや他社との協業によるSDS(ソフトウエア・デファインド・ストレージ)製品、高性能ラック型サーバーなどを発表。ハイパーコンバージド製品の販売パートナーとして、日商エレクトロニクスが加わったことを明らかにした。

 レノボ・ジャパンはこの4月に組織を変更し、「データセンター・グループ(DCG)」を発足させている。体制変更について、レノボ・ジャパンデータセンター・グループ事業本部の上原宏事業本部長は「今後は、サーバーを核にSDSやSDN(ソフトウエア・デファインド・ネットワーキング)で構成するデータセンターが主流になる。その変化を見越して組織を変えた」と説明する。今回の新製品群は、日本でDCGが発足してから初めての大規模な発表となる。

レノボ・ジャパンデータセンター・グループ事業本部の上原宏事業本部長
レノボ・ジャパンデータセンター・グループ事業本部の上原宏事業本部長

 新製品は4シリーズだ。ハイパーコンバージド・アプライアンス「Converged HX」シリーズの新モデル、SDS製品「Storage DX8200」シリーズ、高性能ラック型サーバー「System x3850 X6」「同3950 X6」、高密度ラック型サーバー「ThinkServer sd350」だ。このほか、IBMから引き継いだSANストレージを自社ブランド化。「Storage V」シリーズの新モデルとして「V3700 V2」「V5030」を発表した。

ハイパーコンバージドに派生品投入

 ハイパーコンバージド製品は、サーバー(CPU)とストレージ、仮想化ソフトを集約して管理を容易にした点が特徴だ。Converged HXシリーズは、レノボの汎用サーバーに米ニュータニックス(Nutanix)のソフトウエアを組み合わせてアプライアンス化している。

 現在、Converged HXは7000/5000/3000の3シリーズある。新モデルは米インテルの最新CPUを採用することで性能を引き上げただけでなく、これまでラインアップしていた2U製品に加えて新たに1Uの「HX3310」を投入した。省スペースの製品をラインアップすることで「中小企業にも売り込みたい」(同社データセンターグループ事業本部DCG製品本部の武田香代子本部長 兼 製品企画部 部長)とする。

レノボ・ジャパンデータセンターグループ事業本部DCG製品本部の武田香代子本部長 兼 製品企画部 部長
レノボ・ジャパンデータセンターグループ事業本部DCG製品本部の武田香代子本部長 兼 製品企画部 部長