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 裁判もそうだ。普通だったら裁判にしないところを、こういった規制が日本の閉塞感を生んでいるんだという思いがあったから突き進んだ。閉塞感のあるところに対して突き崩し、変革を促す。それが今までやってきたことかなと思う。

そういった意味では楽天の三木谷浩史会長兼社長に引き留められなかったか。

後藤氏  互いに同じ思いじゃないかと引き留められた。だが、僕は考え方を変えてやっていくということができない。組織人として生きていくことはできない。

今後はどうするつもりか。

写真4●「これからのことは未定」と語る後藤氏。もう一度、挑戦できると胸の内を語る(撮影:陶山 勉)
写真4●「これからのことは未定」と語る後藤氏。もう一度、挑戦できると胸の内を語る(撮影:陶山 勉)
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後藤氏  理事長を務める日本オンラインドラッグ協会(JODA)はしばらく続けるつもりだ。ケンコーコムの新社長は9月半ばにも決まり、楽天から派遣されてくるが、さすがにすぐにJODAも任せられたら辛いだろう。

 僕自身、もう一度、何かができる年齢だ。閉塞感を打破するために何かもう一度トライしたい。

 具体的には決めていない(写真4)。しばらく探してみようと思う。ヘルシーネットを立ち上げる前はアフリカを3カ月間旅行していた。まだいっていない大陸は南米かな(笑)。とりあえず20年間没頭してきたから、少し離れて自分を見つめ直そうと思っている。