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 三井化学とNTTコミュニケーションズ(NTTコム)は10月31日、2015年12月から2016年7月まで共同で実施したディープラーニング(深層学習)活用実証実験の説明会を開催した。深層学習は、ニューラルネットワークを多層に重ねたディープ・ニューラル・ネットワークによる機械学習のこと。実験では、NTTコムの深層学習技術を活用して、三井化学のガス製品工場内に設置されたガス濃度センサーの故障検知などを試した()。

図 NTTコミュニケーションズと三井化学が共同で実施した実証実験
図 NTTコミュニケーションズと三井化学が共同で実施した実証実験
ディープラーニングを活用しセンサーの故障を検知
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 三井化学は15年ほど前に、人間の脳を模したニューラルネットワークによる機械学習をプロセス改善に試したことがある。当時は、学習用データの作成やメンテナンスに手間がかかり、学習データにない条件で工場を稼働させると予測が外れるケースもあった。また担当者の転勤などで技術伝承が容易ではないなど、数々の問題点が見つかったという。