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 パナソニックは、企業などが持つデータを長期間保管するクラウドサービスを、2018年中に開始する。各種文書ファイルや、IoT(インターネット・オブ・シングズ)機器が収集したデータ、AI(人工知能)が学習するためのデータなどを、企業に代わって保管する。

 すぐに必要ではないが廃棄できないデータは「コールドデータ」と呼ばれる。企業にとってはストレージ容量を圧迫するうえ、ストレージを運用するためのスペースや電力コストの負担も大きい。そうした需要を取り込むのが狙いだ。

 コールドデータを保管するクラウドサービスは、AWS(Amazon Web Services)やMicrosoft Azure、GCP(Google Cloud Platform)も提供済み。これらと競合するサービスになる見通しだ。

大容量ストレージを利用しやすく

 パナソニックは、このサービスを「コールドデータ アーカイブ サービス」と名付けて準備を進めている。2017年夏にパナソニックの社内向けに、コールドデータ保管サービスのトライアルを開始。技術文書や画像、映像などを各部門から預かり始めた。

 サービスの準備を進める、ビジネスイノベーション本部プロジェクト推進室の川合啓民プロジェクトリーダーは、「まずはパナソニック社内のデータを保管して、使い勝手やセキュリティを検証し、本サービスにつなげる」と話す。

 特徴は、パナソニックが販売するデータ保管専用機「freeze-ray LB-DH7シリーズ」を使っていること。ソニーと共同開発した、長期保存用の光ディスク「アーカイバル・ディスク」を搭載する。

データ保管専用機「freeze-ray LB-DH7シリーズ」
データ保管専用機「freeze-ray LB-DH7シリーズ」
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