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 「米国のスマートフォンユーザーの1カ月当たりの使用アプリ数は、この2年間変わっていないが、使用時間は63%も長くなっている」。

 先週、米調査会社ニールセンがこのような調査結果を発表した。

 同社が米国の成人男女約5000人を対象に実施した調査によると、2012年第4四半期(10〜12月)から2014年第4四半期にかけての2年間で、米国のスマートフォンユーザーが1カ月当たりに使用するアプリ数は平均26.5個前後で、増減はほとんど見られず横ばいのままとなっている。しかし、一方でアプリの利用時間は非常に長くなっており、2012年第4四半期時点で1カ月当たり延べ23時間2分だったものが、2014年第4四半期では37時間28分となっている。つまり最低でも、毎日必ず1時間あまりの時間をアプリの利用に費やしているという計算になる。

 利用するアプリの数は増えず、利用時間だけが増える。これはつまり、個々のアプリの利用時間が長くなったということを意味している。そして、この2年間で、もっとも利用時間が増加したのは、いわゆる「エンターテイメント」に属するアプリだ。実際、エンターテイメントは、アプリ利用の中でも最も長時間となっている。1カ月当たり延べ13時間20分。アプリ利用全体の35%は、エンターテイメントによって占められているという計算になる。

 エンターテイメント系アプリの中でも、特に利用時間が長いカテゴリーは「ゲーム」で、1カ月当たりの利用時間は10時間を超えている。この1年間での伸びも大きく、2013年第4四半期の8時間27分から、1時間30分あまり増えている計算となっている。続いて利用時間が長いのは「音楽」だが、こちらは、この1年間で若干利用時間が短くなっており、2時間37分となっている。それに続くのが「ビデオ・動画」や「スポーツ」となっており、これらが2時間前後となっている。