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 一般的にグローバル企業や外資系では、男女の性別に関係なくフェアに評価され、採用やプロモーションが決定されるといわれているが、実態はどうなのだろうか?

 今回は、歴史のある大手日本企業に新卒で入社したものの、キャリア志向の女性に対する差別的な雰囲気に嫌気がさし、外資系に転職した女性Eさん。前回登場いただいた、グローバル企業の米国本社から日本の現地法人に転勤になった女性Dさん。2人に登場していただく。

日本企業では男女差別、セクハラは当たり前?

 Eさんは現在、外資系IT企業でマーケティングマネジャーとして活躍している30歳台前半の女性だ。

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 大学卒業後、最初に就職した歴史のある大手日本企業では、表向きは男女差別があってはならないことになっていましたが、実際には男性中心で女性を軽視するような状況を経験しました。

 女性社員は、男性社員の社内結婚のお相手、あるいは、結婚までの腰かけ人材のように見られていましたね。

 確かにその企業に入社する女性の中には、社内結婚の相手を見つけに来ているような人が多かったのかもしれませんが、私のようにキャリアを積んでいこうとしている女性もいました。

 ですから、バリバリのキャリア志向の女性には、辛い雰囲気がありましたね。

 私が会社に入ったのは、キャリアを積んで将来はグローバルに活躍したいと考えていたからです。なので、この会社は合わないかもしれないと感じました。

 入社して驚いたのは、「お茶くみ」や飲み会での「お酌」です。なぜ、女性だけが「お茶くみ」やお酒の「お酌」をするのでしょうか?自発的にするのなら問題ないと思いますが、会社から業務として強要されることではないと思います。

 セクハラも経験しましたね。例えば、社内の飲み会で酔った先輩や上司に下品なシモネタを聞かされたり、身体を触られたりしたこともあります。中には、そういうことをされても、いやな顔をしない女性社員もいます。自分だけ怒るわけにもいかず、本当に困ってしまいました。